ふるさとの心展と亀田今昔パネル展
新潟市内で「原田泰治ふるさとの心展」と「亀田今昔パネル展」
が開催されており観てきた。
・原田泰治ふるさとの心展(新潟市中央区「新潟テルサ」:
7月20日)
会場には、原田さんが「ふるさとの心」をテーマーに日本の里山を描いた作品約40点が
並ぶ。
南は沖縄の「水牛と老人」から北は北海道の「ジャガイモの花」までのふるさとの風景が
描かれている。
ハワイの「ジュガランダの丘」とニューヨークの「セントラルパーク」の風景もあった。
新潟県内を描いた作品は「おぼろ月」「山古志の春」「紙風船」「すげぼうし」「佐渡:
大豆の選別」の5点。
長野県の作品も多い。
「あんずの里」「遠足」「冬近し」「高原の花」「秋の夕暮れ」。
作品を見ているだけで心が和み和らぐ。
会場には、知的障害者の人たちが描いた作品も飾られている。
「ぞうさん」「昆虫採取」「見上げて」「カーニバル」「ひとりずもう」などなど。
・亀田今昔パネル展(新潟市江南区「亀田駅前地域交流センター」:7月17日)
会場には、旧亀田町の大正から昭和初期に撮られた写真で亀田郷土資料館が所蔵する
白黒写真のパネル約30点とその脇に現在の場所を写したカラー写真が飾られている。
水原町に住んでいた昭和43年ころ亀田の本町をバスで通り新潟へ行った思い出が。
・亀田駅(昭和45年) ・初期の亀田市(大正末期)
・亀田どじょう列車(大正期:大正から昭和初期にかけて亀田はどじょうの産地だった)
・ラッシュ時の本町通り(昭和30年代:車社会の到来で本町通りは渋滞で魔の亀田町と)
・横町の除雪作業(昭和35年) ・旧亀田警察署(昭和40年代:現在は郊外へ)
・袋津まつり(昭和20年代:伊夜日子神社の夏祭りで屋根にまで見物人が)
・伊夜日子神社(昭和40年代:屋根はかやぶき・昭和47年に建て替え)
・町民運動会(昭和29年:優勝した町内会に花環が贈られた)
亀田今昔の白黒写真とカラー写真のパネルを見比べると時代の流れが・・・
ドライバーに“魔の本町通り”といわれた通りを久しぶりに車で走った。
国道49号線バイパスの開通で、魔の本町通りといわれた通りも今は交通量が激減し
かっての賑わいはない。
ふるさとの心展と亀田今昔パネル展で日本の懐かしい光景を思い起こした。
魔の本町通りも今では (イラストを模写)