トキ舞う姿に魅せられ再び新川へ

kanazu362009-08-07

8月4日に梅雨明けしたばかりの新潟。
今日7日はもう立秋、川原にはススキの穂が。
4日斉藤哲夫環境相は、トキの二次放鳥を9月29日佐渡市
行うと発表した。
放鳥固体は雄8羽・雌12羽の計20羽。
今回は自然に飛び立つのを待つソフトリリース方式で行い、群れの形成や佐渡での
定着を目指す。
昨年9月25日に一次放鳥された10羽の動向は、雄4羽が佐渡市加茂湖周辺と
羽茂地区で行動。
本州では雌3羽が糸魚川市新潟市西区富山県黒部市に。
残る3羽のうち1羽は死に、別の1羽は放鳥直後から、もう1羽は3月から確認されて
いない。
トキ舞う姿に魅せられ8月1日再び新川へ出かけトキを見てきた。
・1回目のトキ飛来を見る(7月16日)
 新潟市西区の内野新川沿いにトキが飛来したと報道されたのが7月16日。
 トキを見ようと急ぎ現地に飛んだ。
 多くの人たちが、カメラや望遠鏡を持って集まっていた。
 新潟県鳥獣保護員の方が「運がよければ今夕もねぐらに戻ってくるかもしれませんよ」と。
 待つこと一時間半。
 「来たぞ」の大声に大空を見上げた。
 大空に舞うトキをついに見た。
 羽がトキ色に輝き頭の部分が朱色で長い口ばしが印象的。
・2回目のトキ飛来を見る(8月1日)
 8月に入っても新川沿いの松林をねぐらにまだトキがいると地元の人に知らされた。
 トキの美しい姿に魅せられ小雨の降る1日、再びトキを見に出かけた。
 橋の上で双眼鏡を構えた人が「最近トキの行動パターンが変わりました。いまあそこの
 静田神社の松の木に止まっています。夕暮れまでにねぐらに戻ってきますよ」と。
 待つこと二時間、双眼鏡をのぞいていた人が「飛んだ」と声をあげる。
 トキが新川沿いを舞いながらこちらに向かって飛んでくる。
 やがて頭上を越え左岸の松林の枯れ木に止まった。
 「見た見た」と感動の声があたりに響き渡る。
 夢にまで見たトキの姿を今回も見ることができた。
 長時間待った甲斐があった。
間もなく新しい20羽の仲間が佐渡の大空を舞う。
新川沿いにも新しい仲間が飛んでくるだろうか。
野生下での2世誕生は・・・

新川沿いをトキが舞う (イラストを模写)