ぼんぼり祭りと川ホタル

kanazu362009-08-06

東北の三大祭り「青森なぶた祭り」と「秋田竿灯まつり」と
仙台七夕まつり」が始まった。
新潟まつりも明7日から始まる
盂蘭盆会の季節がやってきた。
新聞にぼんぼりと川ほたるの話題が出ていた。
「新潟古町ぼんぼり祭り」と「シンカワホタル」を見てきた。
・新潟古町ぼんぼり祭り(古町通8商店街・7月29日)
 新潟市古町商店街振興組合が、古町通りと西堀通りの間にある西新道の改修工事完了を
 記念し、明治から昭和のかけた古町の風情を伝える写真を施したぼんぼりが、古町通8
 などの商店街に128個飾られている。
 古町通8の商店街を歩いた。
 商店街の両歩道の柱にぼんぼりが飾られている。
 ぼんぼりには新潟古町界隈の懐かしい街並みや風情の写真や絵が描かれている。
 ・新潟市役所前の自動車と人力車(大正中期・柾谷小路) ・大竹座のチラシ
 ・新潟市役所 ・西堀通りの米の配給(大正初期) ・日和山
 ・古町通り(明治初期) ・新潟遊郭(明治後期) ・古町芸者 ・白山公園
 ・学校から帰る(昭和初期・マント姿が懐かしい) ・パチンコ店(昭和中期)
 ・西堀通りの西瓜売りと水撒き(昭和初期) ・イタリア軒(昭和初期)
 などなど。
 懐かしさにぼんぼりを一つ一つ眺めながら古町界隈を歩いた。
・シンカワホタル
 新潟大学の学生らが、内野町を中心に同大学生と地元住民らが展開するアート展「西区
 DEアート」の一環として10月3日、新川立体交差付近の新川にヨシで作った1万個の
 シンカワホタル流しを計画している。
 ・シンカワホタル作り(新潟市西区内野町:7月31日)
  シンカワホタルは、内野町の空き店舗を利用し学生や地元住民らが協力し1万個を
  作る。
  7月31日製作作業所を訪れた。
  作業所には、ヨシ・重り・緑色のLED・電池が並べられている。
  大学生が、ヨシを30センチから60センチほどの長さに切断していた。
  ヨシの先端に緑色のLEDをけつに重りを取り付けていた。
  重りを付けることで釣りの浮きの原理でヨシが川面に垂直に浮かぶ。
  「かって新川を飛び交っていたホタルと風に揺れる稲をイメージし、ひと味違った灯籠を
  考えた」と。
 ・シンカワホタルプレイベント(新潟市西区新川三日月橋・8月1日)
  学生と地元住民らは、8月1日内野上大神宮で開催された「内野盆踊り大会」に合わせ
  夕方6時半から三日月橋でシンカワホタルプレイベントとしてシンカワホタル500個を
  新川に浮かべた。
  夕方からあいにくの雨となったが、プレイベントには新潟市長も参加した。
  暗闇に500個のシンカワホタルが川面に浮かび緑色の灯りが川面に揺れる。
・番外:長岡市柿川で灯籠流し
 1945年(昭和20)8月1日の長岡空襲で犠牲となった1477人を慰霊する灯籠流しが
 1日夜、長岡市の中心部を流れる柿川で行われた。
 1984年から長岡青年会議所が主催しことしで26回目。
・番外:新潟市本町通で「千灯まつり」柿川で灯籠流し
 新潟市本町5・6と本町中央市場の商店街の人たちが街の活性化を図ろうとはじめた祭り
 でことしが9回目。
 約6千個の灯籠が商店街を照らし多くの人で賑わった。
新潟の夜の街を「ぼんぼり」「灯籠」「川ホタル」の灯が照らす。

川ホタル作り (イラストを模写)