日本文理が夏の甲子園初勝利
日本文理の野球部を応援する「バックネットクラブ」会員の
知人が、16日甲子園夏初勝利という大きな土産を持って応援
から帰って来た。
夏5回目出場の日本文理は、寒川高校(香川)を4:3で破り
悲願の初勝利を飾った。
・日本文理:藤井学園寒川高校戦
試合は15分遅れの午後1時45分に始まった。
日本文理は1点を追う6回、先頭の1番切手が右中間を破る二塁打で出塁、高橋隼が
左前にタイムリーで同点に。
2点リードされた7回、先頭の5番高橋義が2球目の直球をとらえバックスクリーン右に
ソロホームランで2:3と追撃、逆転劇の呼び水となる貴重な一発を打った。
1点を追う8回、9番中村が左前打で出塁、1番切手はバントを失敗したがここから
文理打線が爆発。
2番高橋隼ば中越え二塁打で同点、3番武石の中前打で4:3と逆転した。
1点リードの最終回、伊藤投手は決め球のスライダーで5番以降の三者を連続三振に
切って取りゲームセット。
・応援
・応援団
応援団は生徒や職員ら約350人が14日、バス8台で甲子園に向かった。
球場では現地の合流組みと合わせ約1000人。
アルプス情報としてリポーターの方が応援団の並び方を紹介した。
前から野球部員・女子学生・男子学生・父兄一般の4集団。
リポーターの人が、過去の応援から女性の声が高く選手によく届くから今回の応援から
男子と女子を入れ替えたと。
・関川村スポーツ少年団が先輩を応援
日本文理でバッテリーを組む伊藤直輝投手と若林尚希捕手は関川村スポーツ少年団
出身。
両選手を応援するため後輩約30人が球場で1球1打に声援を送った。
・学校で応援
部活などで甲子園に行けない生徒や職員らは視聴覚教室に集まり、テレビの前で
応援した。
・私はテレビで応援
私は勝利を信じ、ビデオ録画しながら熱戦をテレビで観戦した。
・番外:2016年五輪実施競技の追加に野球は落選
2016年夏季五輪実施競技に追加する2競技は、ゴルフとラクビと決まった。
野球は落選し球児たちのオリンピック出場の夢は閉ざされた。
・番外:日米通算2000本安打と大リーグ初先発初勝利
・アストロズの松井稼頭央内野手が15日のブリュワーズ戦に8番・二塁で先発出場し
3回にショート内野安打を放ち日米通算2000安打を達成した。
日米通算2000本安打はマリナーズのイチロー選手・ヤンキースの松井秀喜選手に
続き日本人3人目。
・レッドソックスの田沢投手が11日のタイガーズ戦で大リーグ初先発し、5回を投げ
4安打3失点(自責点1)で初勝利を挙げた。
・番外:海洋高校(新潟)が選抜高校相撲大会団体で初優勝
相撲の第58回選抜高校十和田湖大会で新潟(糸魚川市・能生)の海洋高校が、団体決勝
で鳥取城北を2:1で破り初優勝決めた。
同高は8月の全国高校総体(インターハイ)でも3位に輝いている。
甲子園夏初勝利の日本文理は大会10日目の19日、25年ぶりの県勢8強入りを懸けて
日本航空石川(石川)と対戦する。
逆転劇の呼び水となる貴重な一発 (写真を模写)