真夏の夜空に輝く花火

kanazu362009-08-31

昨30日の衆議院総選挙で国民が「民主党圧勝」という
308発もの大花火を日本の夜空に打ち上げた。
新潟市西区役所上空で「祝日本文理ナイン甲子園準優勝
おめでとう」のアドバルンが秋風に踊る。
「祝日本文理ナイン甲子園準優勝おめでとう 西区民一同」の横断幕も掲げられている。
真夏の夜空を彩る花火の話題が新聞に。
・大曲の花火大会(秋田・大曲)
 8月22日大曲の花火大会が開催された。
 テレビ番組表に「全部見せます!実力派花火師の最新作秋田大曲“日本一”の花火」と。
 NHKのハイビジョンで花火大会の実況を観た。
 部屋で大曲の花火大会が見れるとは・・・
・片貝花火大会(小千谷市・片貝)
 9月9・10日大曲の片貝花火大会が開催される。
 片貝の花火は1891年(明治24)に初めて片貝で3尺玉が打ち上げられて以来、3尺玉
 発祥の地となった。
 1985年(昭和60)には直径800mの大輪を咲かせる、世界最大の4尺玉が打ち上げ
 られるなどの輝かしい歴史をもつ。
 片貝まつりと大花火大会を題材にした映画化が決定。
 映画は、兄と妹、両親の絆を描いた「おじいちゃんのハナビ」というタイトルで9月2日
 から片貝町で撮影が始まる。
・新潟の4大花火
 「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」が“新潟の三大花火”と呼ばれる。
 これに「街の新潟」を加えて“にいがたの4大花火”というと。
・花火特別展(三条市歴史民俗産業資料館:8月27日)
 花火特別展を見てきた。
 会場には
 ・大正7年の三条煙火目録(1918年発行)
  目録には「馬車組合」「貸座敷組合」などの名前が
 ・昭和9年煙火打ち上げ申請(三条警察署長あて)
  当時の花火の許可は消防署ではなく警察署が行っていた
 ・2004年の7.13水害で中止された花火大会の目録
 ・三条市消防本部のチェックリスト(2009年)
 ・宴のあとで(2009年撮影花火の玉殻)
  珍しい花火の玉の殻が展示されている。
  宴のあとでのコメントが面白い。
  「花火は美しいものですが、爆発によって玉皮(玉殻)が四散します。多くは信濃川
  落下しますが、一部が河川敷に散らばってしまいます。展示品は今年の花火のゴミです。
  来年も美しい花火を楽しめるよう、主催者が大会翌朝にゴミを拾い集めて処分して
  います」と。 
・番外:世界一の「花火の町」(中国湖南省瀏陽市)
 納涼花火学入門の記事の中に、世界一の「花火の町」が中国にあると紹介していた。
 瀏陽市は人口140万人の町。
 町の周囲に連なる山の一つ一つに花火工場がある。
 その数は約1000社で大きな会社では工員が1000人もいる。
 生産能力は世界消費量の約60%。
 中国ではほかにも2カ所ほどの花火の町があり、合わせると80%近くを占めるという。
これまでに「新潟の花火」「長岡の花火」「柏崎の花火」を見たが、「大曲の花火」と「片貝の
花火」は見たことがない。
一度世界最大といわれている片貝の4尺玉花火を見て見たい。

真夏の夜空に花火が (イラストを模写)