新潟のイネでつくったグリーンガソリンを給油
今日9月5日は石炭の日。
ク(9)リーン・コ(5)ールの語呂合わせから、平成4年(1992)
に通産省が呼びかけ、日本鉄鋼連盟、電気事業連合会などの
石炭関連団体が制定した。
石炭といえば戦後の花形産業で「黒いダイア」と持てはやされた。
学校も石炭ストーブを使っておりストーブ当番があった。
当番の日は、ほかの生徒より早く登校しストーブをたき部屋をあたためた。
石油の登場で石炭産業は衰退を見た。
今日本で坑内掘石炭生産会社は、釧路コールマイン株式会社(北海道釧路市)のみで
閉山した太平洋炭礦を縮小して引継いだもの。
全国農業協同組合連合会(JA全農)が、新潟のイネでつくったガソリン「グリーンガソリン」
の販売を始めたのが7月17日。
JA全農は9月3日、8月中の販売量を発表した。
通常のガソリンを扱っていた前年同月に比べ約2割増と。
・新潟のイネでつくったグリーンガソリンの給油(新潟市西区田島交差点:9月4日)
イネでつくったグリーンガソリンに興味を持ちJA全農に新潟市西区のグリーンガソリン
スタンドの住所を聞いた。
新潟西区には、2箇所のグリーンガソリンスタンドがあった。
一番近い西区田島交差点のJAのスタンドを訪れ給油した。
スタンド入口には「新潟のイネでつくったガソリン:グリーンガソリン」ののぼり旗が
風になびくに。
値段は普通のガソリンと変わらない1リットル131円。
店員は「ここのスタンドのガソリンは全部グリーンガソリンです」と。
グリーンガソリンとは、新潟県産の飼料米「北陸193号」から製造したバイオエタノール
を3%混合したガソリン。
平成20年には「北陸193号」の栽培面積が300ヘクタール、総収穫量が2356トン
(10アール当たり収量781.2)に達しいずれも目標をクリア。
新潟市や長岡市や上越市などのJA直営ガソリンスタンド19箇所で「グリーンガソリン」
の愛称で販売している。
年間3万3000キロリットルを販売する計画で、価額はレギュラーガソリンと同額の値段で
販売するいう。
・番外:不況で新潟産コシヒカリの売れ行きが鈍い
2009年産の「越路早生」「こしいぶき」などの新米がスーパーの店頭に並んでいる。
不況の影響で消費者は、おいしい米「コシヒカリ」よりも安い米「こしいぶき」などに
乗り換えていると。
・越路早生5キロ:1980円 ・こしいぶき10キロ:3280円
新潟産21年度新米予約販売値段は
・岩船産こしいぶき5キロ:2310円 ・新潟産コシヒカリ5キロ:2415円
・岩船産コシヒカリ5キロ:2625円 ・魚沼産コシヒカリ5キロ:420円
自動車も米でつくったガソリンで走る時代の到来。
消費者は、ガソリン価額に差がなければどちらのガソリンでもいいと。
もう少しスタンドが近くにあればグリーンガソリンを入れてもいいのだが・・・
話題のグリーンガソリンを給油 (イラストを模写)