イチジクと柿と梨の収穫

kanazu362009-10-31

実りの秋、今年もイチジクと柿と梨の収穫に汗を流した。
・イチジクの収穫(旧村松町石曽根:10月17日)
 新潟県一のイチジクの出荷量を誇るのはJA越後中央(新潟市
 西蒲区)。
 同JA管内のイチジクの栽培面積は約9.7ヘクタール。
 出荷量は年間約150トンで県内シェアの約6割を占める。
 9月26日、JA越後中央峰岡支店でイチジクの出荷の様子を見てきた。
 農家から農協に収められる箱には、いちじく「越の雫(しずく)」JA越後中央と書かれて
 いる。
 イチジクの愛称は今年から「越の雫」と命名された。
 イチジク収穫時期、毎年村松町の知人宅にイチジクもぎに出かける。
 今年も連絡があり10月17日夫婦で出かけた。
 大きなビニール袋を渡された。
 「イチジクは熟すと下向きになります。下を向いているの採ってください。あの上の大きな
 実を味見してください」。
 甘くておいしかった。
 約30分で袋がいっぱいになった。
 わが家ではいちじくが、ジャムや甘露煮に変身。 
・柿(八珍柿)の収穫(共同畑:10月23日)
 越後国に珍しいことがらを七つ集めた越後七不思議の話が伝わる。
 親鸞聖人の越後七不思議は、逆さ竹・焼鮒・片葉の芦・三度栗・八房の梅・珠数掛桜・繋ぎ
 榧(つなぎガヤ)。
 種無し柿は、七不思議の次に珍しいの意から「八珍」と名づけられた。
 畑の仲間27人が共同で柿の木を8本管理する。
 今年も10月23日、畑仲間で柿もぎをした。
 参加者は18人。(男12・女6)
 木に登り柿を採る者、ハサミで柿を採る者、伸縮自在の長バサミで柿を採る者、ハシゴを 
 使う者などなど。
 木の下では、女性陣が採った柿を枝からハサミで切り離しカゴに入れ運ぶ。
 昨年は大豊作だったが今年は不作。
 それでも1軒あたり約70個の柿が収穫できた。
 わが家はすべて焼酎を使って渋を抜きおけさ柿」に。
 渋は5日から7日位で抜ける。
 渋抜きした柿は、甘くて柔らかく美味しい「おけさ柿」に大変身する。
・梨の収穫(新潟市江南区割野:10月29日)
 新潟市割野地区は梨の産地である。
 昨年から7人の仲間と共同で7本の梨の木(新興梨)のオーナーになった。
 新興梨は、昭和16年に新潟県農事試験場園芸部で生まれた晩生の梨で、貯蔵性に
 優れ、日と風の当たらない場所で保管すれば年明けまで食べられる。
 今年からは、剪定から収穫まで農家の人の手を借りず指導を受けながらすべて素人で
 やることになった
 梨の栽培日記を開いた。
 ・梨の剪定(3月18日・3月31日)・梨花粉摘み(4月19日)・梨の授粉(4月20日)
 ・摘果と袋かけ1700個(6月22日)・1回目の収穫100個(10月29日)。
 10月8日の台風18号の被害も少なく今年は大豊作。
 1回目は大玉を選び一人100個を収穫した。
 1個の目方は0.8キロから1キロ。
 2回目の収穫は、11月6日の予定で残り全部を収穫する。
 あといくつ収穫できるか。
・番外:畑のカキノモトの収穫
 ピンク色に輝くわが家の畑のカキノモトの収穫も10月16日から始まった。
 採れたてのカキノモトが食卓に並ぶ。
畑の野菜類の収穫も楽しいが、秋の果実の収穫はそれ以上に楽しい。

カキノモトの収穫 (イラストを模写)