新潟弁かるたとかるたの作成
師走である。
まもなく子どもたちが楽しみにしているお正月が来る。
「もういくつねるとお正月 お正月には 凧あげて こまをまわして
遊びましょう・・・」の童謡“お正月”の懐かしい光景が甦る。
正月といえばかるた取りを思い出す。
お正月を前にかるたの話題が新聞テレビに。
栗原淳子「新潟弁かるた」原画展開催の案内が届いたので11月26日見てきた。
所属するNPO坂井輪地域学でも五十嵐中学校校区の「ふるさとかるた」の作成を決めた。
・栗原淳子「新潟弁かるた」原画展(新潟市中央区西堀:蔵織・11月26日)
かるたの読札は佐藤聖峰が作り、絵札はイラスト画家の栗原淳子が描いた。
読札には懐かしい新潟弁が次から次えと出てくる。
・い:いとしげに(可愛い)おしろいつけて・・・
・ろ:ろくすっぽ(いいかげん)わかりもしない・・・
・は:はんばぎぬ(旅行後の慰労会)旅の話に・・・
・に:にーくげな(可愛くない)・・・ ・ほ:ほんねかね(本当かね)・・・
・ぬ:ぬるまっこい(ぬるい)・・・ ・く:くらすける(殴る)・・・
・お:おおばら(散らかしている)・・・ ・た:たまげたて(おどろいた)
・こべりめし(中間食)・・・ ・てんぽこき(うそつき)・・・
・のめしこき(なまけもの)・・・ ・そってらかん(そんなもん)
・を:をじごんぼ(二男以下の男子)あにやのおさがり穴だらけ
イラストが読札とマッチし原画からほのぼのとしたぬくもり伝わり心が癒される。
・NPO坂井輪地域学が作るふるさとかるた
NPO坂井輪地域学ではこれまでに3編のふるさとかるたを作った。
・1編目は坂井輪中学校校区内のふるさとかるた
・2編目は小針、小新中学校校区内のふるさとかるた
・3編目は坂井輪地域内のふるさとかるた
出来上がったかるたは地域内の小中学校などに贈呈した。
今回新しく作る4編目のかるたは、五十嵐中学校校区のふるさとかるたである。
完成までの手順などが会員に発表された。
・読札は約50枚で、五十嵐中学校校区の名所旧跡や歴史や特産物などあれこれ
・絵札は写真などを活用
・完成予定は来年3月末
会員に一人に2枚から3枚の読札が割り当てられた。
私は2枚を担当する。
12月1日、雪の降る前に絵札に使う写真を撮ろうと五十嵐浜海岸を散策した。
・番外:ふるさと自慢新潟かるた(新潟日報事業社編)
新潟県内の名所や特産物などを読み句にした「ふるさと自慢新潟かるた」が完成し、
10月30日から発売された。
読札は県民から公募した句から厳選。
絵札は新潟市の日本アニメ・マンガ専門学校の生徒が絵を描いた。
厳選読み句44句と絵札が10月30日の新潟日報の紙面を飾った。
・あ:愛される 新潟の味 コシヒカリ
・え:越後平野を 潤す大河 信濃川
・に:日本海 大きな夕日に 染まります
・と:堂々と 越後三山 そびえたつ
・ら:ランプだよ 駒の湯温泉 河鹿(かじか)鳴く
・れ:レルヒ小佐 スキー紹介 金谷山
・わ:忘れない 地震でわかった 温かさ
などなど。
新聞によれば東京で会社を経営する佐藤義孝(64)さんが、母校の入広瀬小学校の
全児童72人に「ふるさと自慢新潟かるた」をプレゼントしたという。
正月は昔懐かしい「いろはかるた」で孫と楽しもう・・・
懐かしい新潟弁をかるたで(イラストを模写)