かもん!カモねぎまつりと野ガモ猟

kanazu362009-12-07

今年も旧潟東村の「かもん!潟東カモねぎまつり」が
12月6日開催されたので見てきた。
帰路、新潟市西区新田地区に野ガモ猟の猟場が2箇所あると
知り見学した。
・かもん!潟東カモねぎまつり(新潟市西蒲区潟東:潟東体育館)
 旧潟東村には昔「鎧潟」という湖があり、冬にはたくさんの渡り鳥が飛来した。
 鎧潟周辺に住む村人たちは、昔から冬になると潟でカモ猟を盛んに行ったいた。
 そのカモ猟をメーンにした「かもん!潟東カモねぎまつり」が平成8年から開催され
 今年14回目を迎える。
 かもん!カモねぎまつりは、野ガモと地元特産ねぎ、さといもを使ったカモ汁をはじめ、
 潟東の味覚が堪能できるイベント。
 当日は、ねぎ、大根、白菜など冬野菜の潟東産農産物、もち、みそなど農産加工品の
 即売の他、カモ猟の寸劇、フリーマーケットなどが行われ多くの人で賑わった。
 人気のカモ汁の当日券の発売は午前9時30分から潟東体育館で1000食分が販売され
 完売した。
 特設会場となった潟東体育館前の広場には、「かもん!カモねぎまつり」の大きな
 横断幕が掲げられ会場近くには無双網と無双網猟で捕獲された野ガモが数羽金網の
 中にいた。
 特設会場の特売場には、無双(むそう)網猟で捕獲された天然野ガモの真空パック入りの
 肉も販売されていた。
新潟市西区新田地区の野ガモ猟猟場
 カモ猟の解禁は11月15日。
 今年も新潟市西区新田地区の用水を挟み2箇所の田圃の中でおとりのカモを使って
 野カモを捕る冬の風物詩「無双網猟」が始まった。
 無双網猟とは、田圃に仕掛けた網にくず米やおとりのかもを使っておびき寄せ一氣に
 捕らえる手法。
 ・田中均さんの野ガモ猟猟場
  猟場は昨年と同じ場所に木造の監視小屋が建てられ水の張られた田圃に無双網が
  仕掛けられている。
  網の近くにおとりのカモが約15羽柵の中で「グワグワ」と鳴いている。
  監視小屋には新潟県知事が発行した許可書(登録番号99号・登録年度平成21年度) 
  が結び付けられている。
 ・久住章夫さんの野ガモ猟猟場
  猟場は昨年と同じ場所にヨシで作られた監視小屋が建てられ道を隔てた田圃に水が
  張られ無双網が仕掛けられている。
  田圃の片角の柵の中におとりのカモが20羽以上いる。
鍋のおいしい季節である。
今夜はカモ汁で・・・

大きな無双網を見る (イラストを模写)