暖房は灯油からガスに

kanazu362009-12-08

昨7日は二十四節気の一つ大雪で雪が激しく降り始めるころ。
11月25日新潟地方気象台は、新潟県を含む北陸地方
3か月予報を発表した。
異常気象を起こすとされる「エルニーョ現象」が太平洋赤道域
から南米ペルー沿岸で発生しており、平年より気温が高く降雪量・降水量は少ない見込みで
暖冬小雪の可能性が高いと。
地球温暖化が叫ばれその主な原因の一つに「人為的な温室効果ガスの放出、なかでも
二酸化炭素やメタンの影響が大きい」と。
わが家のエコライフCO2排出量を計算してもませんかと新潟日報から「2010わが家の
エコライフ環境家計簿カレンダー」が届けられた。
カレンダーを見ると電気・上水道・都市ガス・LPガス・灯油・軽油・ガソリンのCO2排出係数
が書かれており使用量を掛けるとCO2排出量が一目でわかるようになっている。
わが家は今年暖房機の燃料を灯油や電気からガスに変更したので興味がありCO2排出量
を計算することにした。
・暖房
 ホームセンターからの灯油の搬送と暖房器具への給油の手間を省くため今年の冬から
 暖房機の燃料を灯油からガスに変更した。
 ・電気コタツからガス温水床暖房に変更
 ・石油ファンヒーターからガス温水ルームヒーターに変更
・灯油とガス
 暖房の燃料を灯油からガスに変更した。
 変更後、初めて迎える冬なので燃料費が1か月どれくらいになるかはまだ分からない。
 近くのホームセンターの灯油の値段が、1.8リットル1169円だったのが12月1日から
 1223円に値上がりした。
 ガソリンも12月1日から1リットル120円が127円(セルフは118円が125円)に
 値上がりした。
 ガスはいくらになったのだろうか。
・環境家計簿に見るCO2排出係数と森林のCO2吸収量(林野庁のホームページから)
 「2010わが家のエコライフ環境家計簿カレンダー」にCO2排出係数と森林のCO2
 吸収量が書かれている。
・CO2排出係数
 ・電気:0.34 ・上水道:0.36 ・都市ガス:2.1 ・LPガス:6.5
 ・灯油:2.5 ・軽油:2.6 ・ガソリン:2.3
・CO2の年間排出量と森林のCO2吸収量(樹齢80年のスギ人工林)
 ・人間1人が呼吸により排出する年間のCO2:約320kg 吸収:杉23本
 ・自家用車1台から排出する年間のCO2:約2300kg 吸収:杉160本
 ・1世帯当りの排出する年間のCO2:約6500kg 吸収:杉460本
12月7日、デンマークコペンハーゲンで気候変動枠組み条約第15回締約国会議
(COP15)が開幕した。
日本など先進国の2020年の温室効果ガス排出削減目標が出そろった。
日本の削減比は1990年25%・EUの削減比は1990年20〜30%・米国の削減比は
2005年17%などなど。
わが家は今年の冬から暖房の熱源を灯油からガスに変更したことでCO2排出量の削減に
少しは貢献できたのではないかと自画自賛しているこのごろである。

語らい (イラストを模写)