鳥取り行事と冬の使白鳥見物

kanazu362010-01-05

元旦から佐渡トキ保護センターが始動した。
元旦に確認されたトキは、佐渡市で16羽・三条市で1羽・
富山県黒部市で1羽の計18羽。
弥彦村弥彦神社で3日まで夜宴神事“鳥取り”が行われたと
新聞に。
冬の使者白鳥の話題も新聞に。
・夜宴神事“鳥取り”
 正月1日から3日の夕方6時から弥彦神社で夜宴神事行われる。
 夜宴神事とは、神前中央の円形の「鳥台」に、木彫りの鶴と亀・小鳥(約10cm
 ほどの木で作られた鳥)が並べられ、子供たちが「お神楽」を舞い、この3日の間、
 違うお汁を頂き、新年を祝う神事。
 この神事は、“鳥取り” とも呼ばれ、その日の終わりに抽選で、参加した参拝者に
 木鳥が配られる。
・冬の使白鳥が舞う湖へ
 新潟県内は、毎年秋から白鳥が飛来する。
 飛来数は約2万羽ともいわれる。
 白鳥の飛来地を訪ねた。
 ・瓢湖の白鳥(旧水原町瓢湖・11月27日)
  11月27日、白鳥を見に水原町の瓢湖に出かけた。
  阿賀野市管理事務所の壁には「現在の白鳥の飛来数5723羽」と書かれている。
  数羽の白鳥が湖面に舞い降りた。
  2羽が同時に着水する姿がデジカメで撮れた。
  湖面を見渡される白鳥会館の壁には「外は寒いでしょう!!管内は暖っか ホット
  ステーション」と書かれた横断幕が掲げられている。
 ・福島潟の白鳥(新潟市北区・11月22日)
  11月22日、福島潟で開催された「ヨシ刈り体験」に参加した。
  館内に入ると掲示板に11月20日の福島潟の渡り鳥の飛び立ち数が記入されている。
  ・コハクチョウ6100羽・オオヒシクイ2900羽・マガン1300羽絶滅危惧種に指定
   されているシジュウカラガンが、11月19日福島潟で4羽初認され23日には18羽が
   確認されたと新聞に。
 ・阿賀野川中州の白鳥(五泉市阿賀野川安田橋左岸・12月10日)
  12月10日、阿賀野市安田で間伐材で作られた寅の飾り物を見た帰り安田橋経由で
  五泉市に出た。
  安田橋から阿賀野川下流を見ると左岸の中洲に無数の白鳥がくつろいでいた。
 ・お幕場大池の白鳥(村上市神林・12月12日)
  村上の鮭塩引き街道を散策後、旧神林村のお幕場大池を訪れた。
  旧神林村から岩船にかけての海岸沿いに広がる280ヘクタールの赤松林の中に
  「お幕場」がある。
  昔、村上藩主や家臣らが赤松林に幕を張り、野宴を楽しんだと伝えられたことから、
  この松林を「お幕場」と呼ばれている。
  お幕場の一角に約3万平方メートルの砂丘湖「大池」がある。
  大池は海に近いので白鳥やカモに混じりカモメが多くいるのには驚いた。
 ・水田の白鳥(新潟市西区西蒲区新田:12月30日)
  12月30日角田山登山に登った。
  新潟市内の西区・西蒲区内の水田のあちこちに無数の白鳥が羽を休めている。
 ・上堰潟の白鳥(新潟市松野尾:12月30日)
  白鳥の飛来を期待して12月30日角田山登山の帰りに上堰潟に立寄った。
  残念ながら今年も白鳥の姿を確認することはできなかったが、カモ類・シロサギ・
  アオサギなどの姿を潟で確認できた。
  上堰潟の公園入り口の看板には「夏鳥7種・冬鳥22種・漂鳥8種・留鳥16種・
  旅鳥8種の合計61種が飛来する、野鳥の休憩地、採餌地です。
  トモエガモヒシクイ・ オオハクチョウコハクチョウなどが飛来する隠れた
  棲息地です」と書かれているのだが。
・番外:新潟県庁18階に営巣するハヤブサの愛称決まる
 新潟県は昨年12月24日、新潟県庁18階に営巣するハヤブサのつがい愛称を
 「新ちゃん」「舞ちゃん」と決またと発表した。
 愛称を応募した市内の理容師石塚豊(72)は、「環境が良く、人情に温かみのある
 新潟に舞う」という思いを込め、新潟の「新」と舞うから「舞」の文字を取ったと。
・番外:庭にキジバトメジロ
 わが家の庭に今日も鳥たちが・・・
 ・キジバト
  久しぶりに雪が残る庭にキジバトのつがいが舞い降りた。
 ・メジロ
  スズメの鳴き声に誘われるようにメジロも飛んできた。
  みかんの木にみかんを半分に切り枝に刺したのが、大雪後の昨年12月19日。
  やっとみかんの実を見つけたようで安心してついばみ始めた。
新年最初の佐潟の早朝探鳥会は1月9日(土)午前7時から。
今年も早朝探鳥会に参加する予定だ。
今年も佐潟の早朝探鳥会へ (イラストを模写)