正月の子どもの遊びと昔の子どもの遊び
明日もう七草、冬休みも終わる。
「正月」とは、本来1月の別名だが、現在は1月1日から
1月3日までの三が日。
また、「松の内」までの1月15日までや一部に7日までを指す
ことが多い。
地域によっては、1月20日までを正月とすることもあり、1月20日を二十日正月(骨正月)
と呼ぶ。
ふるさと高田の子どものころのお正月の遊びは、かるたやすごろくや百人一首の坊主
めくりだった。
雪が降るため屋外のたこ揚げやこ回しはあまり経験がない。
・正月の子どもの遊び
読売新聞とgooリサーチが調査した「もう一度楽しみたいお正月遊び」のベストテンが、
新聞に出ていた。
1位:たこ揚げ 2位:すごろく 3位:百人一首 4位:羽根つき ・5位かるた・
6位:こま回し 2位:福笑い 3位:お手玉 4位:だるま落とし ・10位けん玉
懐かしい遊びの名前が並ぶ。
今の子どもは正月でもゲーム機遊びが主流だ。
・昔の子どもの遊びいろいろ
終戦直後に小学校の入学した。
子供のころの遊び場は、道路や近くの広場や小川や森や神社やお寺の境内だった。
物資も無く遊び道具は上級生に教えられ自分たちで作った。
・ちゃんばらごっこ:細い木の枝を刀代わりに
・スギ鉄砲:細い竹にスギの実を二つこめて
・水鉄砲:竹と細い竹の先に布を巻き玉は水
・ゴム銃:Y字型の小枝の両端にゴムを取り付け発射するおもちゃの銃
・くぎ倒し:古い5寸釘を互いに地面に打ちつけ相手の釘を倒す
・輪回し:竹または鉄などの輪をY字形の棒の先に当て、輪が倒れないように転がしながら
走る
・缶けり:空き缶を利用したかくれんぼ
・缶下駄(かんげた):空き缶をの底に穴を開け、ひもをつけて下駄にした遊びで缶ぽっくり
とも呼ばれる
・竹スキー:長さ30センチほどの太目のもうそう竹を2つに割り先端を曲げてスキーを作り
下駄代わりにして遊ぶ
・木登り:神社やお寺の境内や屋敷の木に登る
子どものころ遊び道具は自分たちで作った。
作りの上手な者が必然的にガキ大将になった。
今の子どもたちは外で遊ぶ機会も少なく、遊び道具を自分たちで作る機会も少ない。
最近は、屋外や公園などで遊ぶ元気な子どもたちの声が聞こえない。
木登りする木も遊び場にない。
あぁ!!子どものころの遊びが懐かしい。
この細い枝が刀に (イラストを模写)