公園造りと植樹

kanazu362010-04-01

今日4月1日から「春季における都市緑化推進運動」が始まる。
運動は、都市における緑の保全・創出や、都市公園・街路樹の
整備等を進め、緑豊かな美しいまちづくりを行う。
新潟市では「トキめきの森」や「大通川公園」造りなどが行われ
桜の苗木などの植樹も各地で行われている。
・「トキめきの森」造り(新潟市中央区:鳥屋野公園・3月27日)
 新潟県は昨年開催されたトキめき新潟大会を記念し新潟市中央区の県スポーツ公園内に
 「トキめきの森」を造り3月25日オープンした。
 森の広さは約3100平方メートルで、敷地内に天皇陛下が詠まれた歌碑や開会を
 見守った炬火台や選手のメッセージや選手の名を刻んだプレートなども飾られている。
 森の中の小高い丘には各都道府県選手団の代表らが植樹したソメイヨシノなど120本
 が植えられている。
・「大通川公園」造り(新潟市西蒲区漆山・3月28日)
 旧巻町の漆山地区を流れる大通川。
 公園入口には「大通川公園完成予想図」と書かれた大きな看板が立てられ間もなく完成の
 予定である。
 公園は漆山小学校グランドを挟み大通川左岸に建設されている。
 公園の広さは約1.8ヘクタールで「花の広場」や芝生を張った「自由広場」や木陰と
 遊歩道のある「緑陰広場」の3ゾーンに整備され近くに水の張られたビオトープ(野生生物
 の生息空間)もある。
 小山や東屋やベンチもある。
 公園内には桜・イチョウ・コブシ・ヤマブキシャリンバイ・サルスベリレンギョウ
 アジサイなどのたくさんの種類の木や花が植えられている。
・植樹
 ・三根山藩址公園(新潟市西蒲区峰岡・3月31日)
  米百俵で有名な新潟市西蒲区峰岡三根山藩址公園で3月28日、地元の峰岡自治
  の人たち30人が「コヒガンザクラ」や「ジンダイアケボノ」など40本を植えた。
  同公園は、江戸時代の三根山藩の役所跡にあり、公園中央には「三根山藩址之碑」と
  「米百俵」の石碑が建てられている。
 ・大河津分水路堤防(吉田町分水)
  分水おいらん道中で有名な旧分水町の大河津分水路堤防にNPO法人「分水さくらを
  守る会」の人たちの呼びかけで市民ら約120人が桜の苗木を植えた。
  大河津分水路堤防の桜並木は「日本さくら名所百選」に選ばれている。
  有名なおいらん道中は大正13年頃から花の時期に催されており、満開の桜並木の
  下で、「信濃」・「桜」・「分水」の三太夫が絢爛豪華な衣裳に身を包み、高さ15センチ
  の高下駄を履き、総勢70名にもおよぶ付き人を従え、独特の外八文字の歩き方を
  披露する様は「越後の夢道中」といわれている。
・番外:せん定された桜の枝が観桜会のPRに一役
 4月2日から始まる「高田城百万人観桜会」を前に高田農高からせん定された桜の枝5本
 がJR高田駅に2本がJR直江津駅に3月30日寄贈された。
 枝は約3mほどで、学校敷地内で電線にかかった枝を生徒がせん定したもの。
 捨てられる運命にあった枝が町の玄関口の駅に飾られ観桜会に訪れた人を歓迎する。
 枝のつぼみはまだ固い。
春桜の季節。
日本三大夜桜で有名な、ふるさと上越市高田城址公園の「高田城百万人観桜会」は明日
2日から始まる。

桜の枝のつぼみはまだ固い (イラストを模写)