大相撲夏場所終わる

kanazu362010-05-24

大相撲夏場所千秋楽は、横綱白鵬の全勝優勝なるか、
大関魁皇が通算勝ち星1000勝なるかとファンの人気が高まり
今場所6度目の満員御礼の垂れ幕が下がった。
横綱白鵬が全勝で14回目の優勝・大関魁皇は通算勝ち星
1000勝を達成し大相撲夏場所は終わった。
期待の新大関把瑠都は10勝5敗とファンの期待を大きく裏切った。
夏場所の話題を新聞などから拾った。
横綱白鵬が全勝で14回目の優勝
 13日目大関琴光喜を破り14回目の優勝で歴代6位の輪島に並んだ。
 14日目は黄金の締め込みで登場、大関琴欧洲を寄り倒して31連勝を飾った。
 千秋楽は大関日馬富士を破り全勝で優勝、連勝記録も32連勝と伸ばした。
 いよいよ一人横綱白鵬の黄金時代到来か。
大関陣に奮起を
 大相撲の2枚看板横綱大関
 敵なし全勝優勝の横綱白鵬に比べ陰が薄い5人の大関陣。
 2場所続けて1人も横綱白鵬に勝てなかった。
 ・新大関把瑠都は10勝5敗とファンの期待を裏切る
  先場所の大関取り勢いが消えた新大関把瑠都
  7日目までは7戦全勝の勢いも後半に崩れ、竜頭蛇尾に終わり10勝5敗。
 ・大関魁皇(37)は9勝6敗と勝ち越し通算勝ち星が1000勝
  千秋楽で琴欧洲に勝ち、通算1000勝を達成した。
  元横綱千代の富士(現九重親方)の1045勝に続く史上2人目の記録。
  1988年春場所初土俵で力士生活23年目。
  現在幕内832勝・幕内在位101場所の歴代最多記録を更新中。
 ・残る3大関の成績は
  日馬富士琴欧洲琴光喜の3大関は9勝6敗と2桁に届かなかった。
出羽海部屋関取消滅の大ピンチ
 出羽海部屋唯一の関取普天王夏場所は西十両12枚目と崖っぷちでの戦い。
 成績次第では出羽海部屋関取消滅の危機に。
 9日目を終わり6勝3敗と勝ち越しまであと2勝。
 10日目からの6連敗で6勝9敗と負け数が3となり幕下陥落の危機に。
 関取普天王が幕下陥落となれば、112年間も関取を出し続けてきた出羽海部屋
 輝かしい伝統が途絶える。
・日本人期待の星若手3羽ガラスの成績は
 日本人期待の星若手3羽ガラスの成績は、関脇稀勢の里8勝7敗・小結栃煌山7勝8敗・
 豪栄道9勝6敗。
 日本人力士で10勝以上の成績を挙げたのは、若荒雄と霜鳳の2人でともに10勝5敗。
 小結琴奨菊は9勝6敗と勝ち越し来場所の関脇昇進を確実にした。
 日本人大関はいつ誕生するのか。
・JR総武線のダイヤが乱れ“遅刻”
 7日目の15日朝、JR総武線のダイヤが乱れ、取組みに間に合わない力士の計4番が
 後回しになるハプニングがあった。
 2008年の夏場所でも、大雨で電車の運行に影響がでて取組みが後回しになった
 ことがある。
・優勝額贈呈式元横綱朝青龍の代理で高砂親方が出席
 大相撲夏場所の初日を前に8日、両国国技館で優勝額贈呈式が行われた。
 初場所優勝の元横綱朝青龍の引退で朝青龍に代わり師匠の高砂親方が代理で贈呈式に
 出席した。
 国技館に常時32枚の優勝額が飾られているが、現在日本人力士で飾られているのは、
 2006年初場所で優勝した栃東(現玉ノ井親方)の1枚だけ。
栃天晃43歳3カ月で幕下最年長勝ち越し
 現役最年長、最古参の西幕下58枚目栃天晃が萬華城をはたき込んで4勝2敗とし戦後
 最高齢43歳3カ月での幕下勝ち越しを決めた。
 通算在位170場所目は史上最多で、幕下での勝ち越しは2008年夏場所以来。
 現役でただ一人蔵前国技館を知る“鉄人”は「ろうそくの火が消える直前ですよ」と
 笑い飛ばした。
・番外:相撲“えがかれた国技”展(新潟市中央区:県立図書館・5月21日)
 新潟県立図書館で「相撲“えがかれた国技”展」が開催されていたので見てきた。
 ・大相撲錦絵(北魚沼郡小千谷町:西野家文書)
 ・勧進大相撲繁栄図 ・相撲力試(版画):力士の力強さを絵にした木版刷り
 ・高田陣内御免大角力番付:地元のアマチュア力士達の番付表
 ・大相撲番付表(越後出身力士の名前も見える):長岡 両国梶之助
夏場所が終わった。
週刊誌の記事に端を発し相撲界が野球賭博問題で揺れている。
日本相撲協会は21日は、名古屋場所後の8月に実施する夏巡業の日程を発表した。
新潟県では、8月6日南魚沼市・8月7日新潟市で開催される。
今年は新潟でも大相撲が見られる。

大関魁皇が通算1000勝達成 (写真を模写)