押し花絵展と紙しばい原画展

kanazu362010-07-20

きょう20日は「土用の入り」。
連日真夏日が続く。
旧岩室村の岩室温泉で「押し花絵展」と「紙しばい原画展」が
開催されていたので7月15日観てきた。
・押し花絵展(岩室温泉:いわむろや) 
 押し花絵展は、地元岩室の押し花クラブ「わいわい」が主催。
 会場には、押し花で絵を描く「押し花額」と乾燥させた花を箱などに詰めた「レカンフラワー」の作品約20点が飾られている。
 レカンとはフランス語で「宝石箱」の意でレカンフラワーとは、花や葉を乾燥させ額の中に宝石のようにきれいな花を飾ること。
 ・金魚と遊ぶ(主な草花:ミニバラ・ニゲラ・タマネギ) ・窓辺(主な草花:白藤)
 ・山の息吹き(主な草花:雪柳・椿) ・優美(主な草花:桜) 
 ・朝霧の棚田(主な草花:シダ類・苔・トウモロコシ) ・涼(主な草花:苔)
 ・メルヘンの「春」(主な草花:花かんざし・ムルチ・こでまり)
 ・霊峰にむかう(主な草花:ガザニアクリスマスローズ・チューリップ・道端の草)
 などなど。
 会場では数人の人が準備された乾燥した花や花びら葉をピンセットでつまみながら用紙に貼り付け押し花絵作りに挑戦していた。
・紙しばい原画展(岩室温泉:ギャラリー陌)
 会場には新潟の民話をテーマーにした「手作り紙しばい原画展」の4作品が飾られている。
 絵は新潟市内を中心に活動する「紙しばい集団すなやま」代表の宮本あきら氏が描いた。
 ・ポン太の婿入り(作:大凧太郎・絵:宮本あきら・18枚)
  新潟市南区臼井のイベント「狸の婿入り行列」の創作民話を基に描いたもの。
 ・ごぜさがきたれ(黒埼の伝説から・15枚)
  瞽女(ごぜ)にまつわる新潟市西区黒埼地区の民話をテーマー基に描いたもの。
 ・新川くどき(十返舎一九の戯作もどきから)
 ・いわむろの郷土の誇り「天地人・愛と義・17枚」
  昨年放送された大河ドラマ天地人」から岩室天神山城主大国実頼直江兼続兄弟の物語を描いたもの。
押し花絵展が開催されている「いわむろや」の中に無料の足湯がある。
会場を訪れた人は、美しい花絵を観て足湯につかり身と心をリフレッシュする。

紙しばい原画に思わず心が和む (イラストを模写)