野球だサッカーJ1だ
今年の夏の新潟市は、野球とサッカーに燃える。
プロ野球オールスター戦が新潟で開催され、都市対抗野球には
バイタルスが初出場。
サッカーではアルビの矢野貴章選手が2010サッカーW杯に
出場したからだ。
夏の全国高校野球は新潟明訓が日本文理11:6で破り6度目の甲子園出場を決めた。
・野球
・高校野球
夏の全国高校野球新潟大会の準決勝2試合、新潟明訓:中越・日本文理:三条東を27日ハードオフ・エコスタジアムで観戦した。
決勝戦は新潟市内の私立の雄新潟明訓と日本文理の新潟西南戦争となった。
西が日本文理(新潟市西区)、南が新潟明訓(新潟市江南区)。
両校が決勝戦で対戦するのは、1993年・2006年・2007年に続いて4回目で過去の対戦成績は新潟明訓の2勝1敗。
日本文理が5回表に3点を挙げ5:4と1点リードした。
5回裏文理にまさかの3エラーが。
エラーをきっかけに明訓の猛打が爆発、打者11人を送り6点を挙げ10:5と再逆転に成功。
5回途中からリリ−フした神田健太投手が文理の反撃を1点に抑え11:6と明訓が勝利、6度目の甲子園出場を決めた。
・プロ野球オールスター戦
2010年プロ野球オールスター第2戦は24日ハードオフ・エコスタジアムで2万8426人の大観衆の中で開催された。
全パが前半4:1とリードしていたが全セが5回に3点、8回に1点を挙げ追い付き引き分けた。
両軍合わせて22安打(パ10・セ12)の打撃戦となり新潟のフィァンを喜ばせた。
・フレッシュオールスターゲームに横山龍之介選手が出場
22日長崎県営野球場で開催されたプロ野球の若手選手によるフレッシュオールスターゲームに横山龍之介投手(阪神:日本文理出・21)が出場した。
ウエスタン選抜の横山投手は7番手で登板、8回の1イニングを投げ打者6人に3安打・1三振1失点の成績を残した。
次は1軍での活躍を県民は期待する。
・都市対抗野球大会
・バイタルネットが都市対抗野球大会に初出場
第81回都市対抗野球大会に新潟市のバイタルネットが初出場する。
バイタルネットの前身であるニチエーが軟式野球部から硬式野球部が発足したのが1972年。
硬式野球部発足から38年での悲願の初出場である。
1回戦は9月1日初勝利を懸け大和高田クラブ(奈良県大和高田市)と対戦する。
・新潟県勢の都市対抗野球野大会出場チーム
新潟県勢の過去81回の都市対抗野球野の出場チームを調べた。
・1934年新潟コンマーシャルが県勢として初出場、初戦で破れるが5回出場(新潟市)
・新潟鉄道管理局3回出場(新潟市) ・日東紡績1回出場(新潟市)
・新潟クラブ3回出場(新潟市) ・新潟交通3回出場(新潟市)
・電気化学3回出場(旧青海町) ・ニチエー1回出場(新潟市)
昭和20年代、故郷高田でも地元の大島農機が都市対抗県予選に毎年出場しており、高田市営球場で応援した記憶がある。
・サッカー
・アルビの矢野貴章選手が2010サッカーW杯に出場
W杯南アフリカ大会日本代表メンバー発表で最後の23番目に「アルビレックス新潟の矢野貴章選手(26)」の名前がコールされた。
アルビー新潟からそして新潟の選手がサッカーのワールドカップに出場するのは初めてで矢野選手の背番号は12。
初戦のカメルーン戦に矢野選手も試合に出場した。
日本は本田圭佑選手のゴールで1:0で勝利し勝ち点3を挙げた。
日本の勝利に日本中が沸いた。
矢野選手には、日本代表の一員として県民に夢と感動を与えたとして21日、泉田裕彦新潟県知事から「知事賞」が授与された。
・サッカーJ1リーグ戦再開
W杯南アフリカ大会のため中断していたサッカーJ1リーグ戦が2カ月ぶりに7月14日再開された。
アルビーは17日、東北電力ビックスワンでガンバー大阪と対戦1:1で引き分けた。
27日は、カシマスタジアムで首位の鹿島アントラーズと対戦2:2で引分け。
この試合で注目の矢野選手が今季初ゴールなるミドルシュートを決めた。
これで新潟は9試合負けなしの5勝7分け3敗の勝ち点22で順位は暫定7位。
・番外:「プロ野球の森」で植樹
社団法人日本野球機構は、3月11日新潟県との間で「プロ野球の森」協定を結んだ。
日本野球機構(NPB)と新潟県は7月25日、温暖化防止活動の一環として、新潟市西区四ツ郷屋の「プロ野球の森」でアカマツやタブノキなどの苗木約1500本の記念植樹を行った。
記念植樹には少年野球団員や地域住民らとオールスター戦に出場した中島(西武)やT−岡田(オリックス)ら5選手も参加した。
新潟明訓の6度目の甲子園出場が決まった。
新潟県民は明訓に昨年の日本文理以上の活躍を期待する。
6度目の甲子園だ・・・ (イラストを模写)