風と太陽

kanazu362010-10-02

風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。
風と太陽の話題が新聞に。
イソップ物語に「北風と太陽」という話がある。
話題の新発田市風力発電所の「風車」と見附市の小中学校に
設置された「太陽光発電装置」を見てきた。
イソップ物語に「北風と太陽」
 あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。
 そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
 まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。
 しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
 次に、太陽が燦燦と照りつけた。
 すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
 これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
風力発電所
 ・紫雲寺風力発電所の「風車」(新発田市紫雲寺地区・8月11日)
  国道113号線を紫雲寺から胎内方向に進み落堀川に近づくと前方に大きな風車4基が現れる。
  新発田市の紫雲寺風力発電所の風車で2002年(平成14)から運転を始めている。
  塔の高さは35m・羽根の端から端までの長さが42m。
  新潟県内最大規模で4基、総出力1920キロワット。
  年間約230万キロワット時を発電する新潟県内最大級の風力発電所で、発電量は約680世帯分の年間使用量に相当し、売電収入は3000万ほど。
 ・胎内風力発電所(仮称)の建設
  9月17日、胎内市東本町の熊野若宮神社で2012年4月に営業運転開始予定の新潟県内最大規模となる胎内風力発電所地鎮祭が行われた。
  同風力発電所(仮称)は、日本風力開発(東京)の100%出資の子会社で胎内市の海岸に建設される。
  同風力発電所は、同市の村松浜・中村浜・笹口浜の海岸延長線約7キロの出力2000キロワットの国産風力発電機10基を設置する。
  総出力は2万キロワットで、年間の発電量は一般家庭約1万2000世帯の消費量に当たる約4500万キロワット時。
  風車の羽根の直径が約80m・地上からの高さは約100m。
  総事業費は約90億円。
  完成すれば現在新潟県内最大の紫雲寺風力発電所の4基、総出力1920キロワットを大きく上回る。
・小中学校に太陽光発電装置設置(見附市学校町:見附小学校・9月23日) 
 9月23日見附小学校と葛巻小学校の太陽光発電装置設置を見てきた。
 当日はあいにくの雨で「パワーコンディショナ盤」の発電数値を見ると、見附小学校が0.4キロワット・葛巻小学校が0.4キロワットだった。
 見附市では児童生徒の環境学習と自然エネルギーの有効活用のために、市内の小中学校12校すべてに整備を進めてきた太陽光発電設備工事が8月末で完了しました。
 全学校での太陽光発電設備の設置は県内初であり、全国でもあまり例のない先進的な取り組み。
 学校別の1時間当たりの発電量は20キロワットと20キロワット。
 ・20キロワットは見附小や見附中など7校
 ・10キロワットは田井小や新潟小など5校
・番外:大規模太陽光発電装置
 昭和シェル石油は、新潟県と共同でメガソーラー発電所(大規模太陽光発電所)を新潟市東区に建設していたが8月31日完成し運用を始めた。
 商業用としては国内初で、年間の発電量は約100万キロワット時で、一般家庭約300世帯分に相当する。
 発電された電力は全量東北電力に売電し、近隣地域に供給される。
 二酸化炭素の削減量は年469トンという。
風と太陽がクリーンな新エナルギー源に・・・。 

太陽光発電装置が小中学校に (イラストを模写)