ヤギとアルパカと闘牛場
冬を前に見附市月見台の刈谷川の河川敷で除草実験のために
放牧されていたヤギが11月17日越冬場所である堤防近くの
名木野小学校に移動したと新聞に。
小春日和の11月19日、紅葉の山里をドライブしヤギと
アルパカと闘牛場を見てきた。
・除草ヤギの移動(見附市月見台:名木野小学校・11月19日)
見附市月見台の刈谷川の河川敷で除草実験のために放牧されていたヤギ2匹が11月17日越冬場所である堤防近くの名木野小学校に移動したと知り19日見てきた。
見附市月見台の刈谷川の河川敷に除草のために助っ人ヤギ3匹が登場したのが4月27日。
ヤギを見に刈谷川月見台の河川敷を訪れたのが今年の6月18日。
放牧されたヤギは3匹だったが、雌の1匹が7月に小ヤギを産んだ後、体調を崩し9月に小ヤギとともにレンタル元に引き取られた。
冬を控え残った2匹のヤギが、11月17日越冬場所である堤防近くの名木野小学校の越冬小屋に移動した。
・アルパカ牧場(新潟市山古志竹沢・11月19日)
人気のアルパカを見に久しぶりに山古志へドライブした。
長岡市山古志竹沢の油夫(ゆぶ)集落のアルパカ牧場にアルパカ17頭が飼育されている。
アルパカは、米コロラド州の牧場経営甲斐典子さん(62)から贈られたもの。
6年前の新潟県中越地震で大きな被害を受け、過疎と高齢化が進む旧山古志村(現長岡市)を活性化させようと、地元の住民有志らが南米原産のラクダの一種「アルパカ」の牧場をオープンさせた。
地元では「飼育を各集落に広げ、ゆくゆくは山古志を「アルパカ村」にしたい」と意気込んでいる。
・小千谷闘牛場(小千谷市小栗山・11月19日)
小千谷市東山地区・旧古志郡山古志村・長岡市太田地区は、かつて「二十村郷」と呼ばれた一つの地域だった。
牛の角突き街道と呼ばれる「二十村郷ガイドマップ」を見て驚いた。
闘牛場は、「虫亀」「種苧原」「山古志」「小千谷」の4カ所にある。
国道291号線のT字路に「牛の角突き・勇壮なる、1000年の歴史(国の重要無形民俗文化財)小千谷闘牛振興協議会」と書かれた大きな看板が立つ。
左折し1.2キロ進むと小栗山会場に着く。
闘牛場入口に「小千谷牛の角突き(闘牛)について」と書かれた大きな看板が立てられている。
小栗山会場の小千谷闘牛場近くに東山小学校がある。
東山小学校では児童たちが、毎年角突き大会に出場する「牛太郎」を飼育している。
牛太郎に出会ったのは今年3月7日、新潟ふるさと村で開催された、中越地震からの復興をアピールする「中越まるごとじまんいち」のイベント会場だった。
「牛太郎」は今年も角突き大会に出場した。
今年の闘牛シーズンも終り闘牛場は訪れる人もなく集落はしっそりとしている。
会場脇の駐車場に、牛が座っている形に似た大きな岩がある。
正面から見ると牛の顔にそっくりだ。
牛そっくりな岩だったので近くで畑仕事をしていた集落の人に尋ねた。
「岩は中越地震で真っ二つに割れた。割れた岩に面綱をかけると大岩は、まるで角突き牛のように見える。
東山地区の人たちから、復興のシンボルにしょうと愛称を公募した結果、平成19年10月23日“みまもり岩”に決定しました」と。
小春日和の一日、やまヤマ山が紅葉に染まる山里をドライブし、ヤギとアルパカと闘牛場を見てきた。
復興のシンボル「みまもり岩」 (イラストを模写)