弥彦山登山と赤松の植樹
小春日和の11月21日、弥彦菊まつりで賑わう弥彦神社を
参拝し久しぶりに弥彦山に登った。
中腹で記念に残る植樹行事に遭遇し、赤松の苗木を植えた。
・弥彦山登山
登山道入口に「弥彦山は標高634メートルです。東京スカイツリーと同じ天空の高さを体感してください。」と書かれた大きな看板がある。
脇に砕かれた石山があり、「砕石を第一・二置場に運んで下ださい。」と書かれスコップと麻袋が置かれている。
1人の男が袋に砕石を詰め担いで山に登るところだった。
・9:15 登山口出発、石を担いだ若者は足早に坂道を登る
・9:44 3合目に到着、第二石置き場があり、石袋がいくつも置かれている
・9:58 5合目に到着、眼下をロープウエーが通過して行く、山頂を見上げれば青空の中に7本のテレビ塔が見える
・10:12 木橋を渡ると6合目、橋の近くで赤松の苗を植樹する弥彦山岳会の人と出会った。「良かったら記念に植樹しませんか」と声がかかった。喜んで「します」と答え赤松の苗木を一本植えデジカメで記念写真を撮った
・10:22 里見の松に到着、今年の大雪で里見の松は倒木してしまった。ここにも弥彦山岳会の人が赤松を一本植樹する
・10:45 9合目に到着、ロープウエーを降りた人たちも山頂の奥之院を目指す
・11:00 山頂到着、奥之院を参拝し昼食
・11:30 下山開始、展望台から360度の越後平野を見渡す
・13:06 登山口到着
・赤松の植樹と里見の松
・赤松の植樹
弥彦登山で11月21日、6合目の木橋を渡り進むと弥彦山岳会の人たちが赤松の苗を植樹現場に遭遇した。
山岳会の人から「良かったら記念に植樹しますか」と声をかけられた。
喜んで「します」と返事した。
山岳会の人がツルハシとスコップで穴を掘った。
「準備できましたよ」と。
赤松を一本植え土をかぶせた。
記念にデジカメで1枚写真を撮ってもらった。
これから弥彦山に登るたびに記念樹の赤松を見ることができる。
・里見の松
弥彦山の6合目を過ぎると休憩所が見え眺望が開ける。
休憩所の脇に「里見の松」がそびえ、眼下に弥彦神社と街並みが見える。
「里見の松」の大木が昨年暮の大雪で根元から折れ倒木した。
弥彦山岳会の人たちが、倒木した里見の松の根元に新しい赤松の苗を植樹するところだった。
「里見の松」の切り株を指差しながら「里見の松は360年もここに立っていました。今日新しい赤松を植えました。大木になるには100年以上もかかりますよ」と。
・弥彦山と坂戸山と東京スカイツリー
東京都墨田区に建設中の「東京スカイツリー」が2012年春に完成すると世界一高い634mの電波塔になる。
新潟県弥彦村の弥彦山と新潟県南魚沼市の坂戸山の高さは同じ634m。
弥彦観光協会と六日町観光協会では、弥彦山と坂戸山が、東京のスカイツリーと同じ高さであることからこのチャンスをとらえ弥彦山と坂戸山を売り出そうとPRしている。
弥彦山登山が縁で弥彦山に赤松の苗木を植えるチャンスに恵まれ弥彦山が私にとって思い出の山に。
思い出残る弥彦山 (イラストを模写)