フアン離れが深刻な大相撲界と佑ちゃんブームに沸くプロ野球界
フアン離れが深刻な大相撲初場所も横綱白鵬の6連覇18回目
の優勝で終わった。
大相撲界とは裏腹にプロ野球界は日本ハムの新人斉藤佑樹
選手の人気で“佑ちゃんブーム”が続く。
・横綱白鵬の6連覇と18回目の優勝
初場所も終わってみれば予想通りの結果で、横綱白鵬が6連覇で18回目の優勝。
6連覇は、大鵬(2度)・7連覇の朝青龍に次いで3人目。
白鵬の強さがばかりが目立つ一人勝ちの大相撲界。
白鵬と優勝争いを演ずる関脇以上の力士が千秋楽まで台頭しない限り大相撲のファン離れが続く。
・フアン離れが深刻な大相撲界
初場所初日は、天覧相撲で大入り満員となった。
フアン離れが深刻で2日目以降は、管内の空席が目立つ。(管内の客席は現在1万500席)
2日目の10日は、祝日にもかかわらず4400枚のチケットが売れ残った。
3日目の11日は、会場が現在の国技館に移って以降、最多の5118枚のチケットが売れ残った
日本相撲協会広報部によると、チケットの売れ残り数5118枚は、1985年1月の初場所で現在の国技館に会場が移って以降、年3度の東京場所の1日の残券数としては過去最多でこれまでのワースト記録は昨年5月の夏場所2日目の4973枚だった。
それでも初場所は、5回の満員御礼が出た。
・大関候補期待の日本人力士の成績は
・横綱白鵬を2場所連続で破った東関脇稀勢の里は10勝5敗で殊勲賞
・2大関を破った西関脇琴奨菊は11勝4敗で技能賞を受賞
と東西両関脇が2桁勝ち星を挙げ、来場所以降の成績次第では新大関誕生の期待が。
前頭13枚目隠岐の海が11勝4敗と優勝争いを盛り上げ敢闘賞を初受賞、平幕豪栄道が11勝4敗と健闘した
期待の小結栃煌山は6勝9敗と負け越し大関取りは振り出しに。
・横綱白鵬の優勝を阻止する力士は
強すぎる横綱白鵬。
誰が横綱白鵬の優勝を阻止するか。
大関か関脇か。
・日本ハム斉藤佑樹選手の人気
1月11日、日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22大)が千葉・鎌ケ谷の2軍宿舎「勇翔寮(ゆうしょうりょう)」に入寮した。
入寮姿を一目見ようと報道陣31社200人とファン300人が詰めかけた。
1月12日行われた新人自主トレ初日、千葉・鎌ヶ谷市の練習場にはファン2500人が詰めかけ、選手が通る通路が規制され、内野席が開放された。
1月16日に行われた新入団選手歓迎式典では、鎌ヶ谷史上最多の1万1000人が来場した。
1月18日も鎌ケ谷スタジアムには、ファン約1800人、報道陣125人が詰めかけた。
1月20日も鎌ケ谷2軍施設には、2300人の観客が訪れるなど、フィーバーはとどまることを知らない。
1月20日、日本ハム球団ではサインを求め殺到するファン同士のトラブルを防ぐため、事前措置として“禁止令”が出された。
1月23日は、新人合同自主トレーニングは休日だったが、休日返上で早朝練習で汗を流した。
新スター不在でフアン離れが深刻な大相撲界、新スター斎藤佑樹投手の登場で”佑ちゃんブーム”に沸くプロ野球界。
スポーツの世界に明暗がはっきりと・・・。
両関脇が2桁勝ち星だ (イラストを模写)