風呂の日 と銭湯

kanazu362011-01-26

きょう26日は風呂の日。
地方紙新潟日報で、新潟市内の銭湯を訪ねて「湯気立つ社交場」
が連載しており、懐かしく思い出と重ねて読んだ。
銭湯といえば新潟県
・毎月26日は風呂の日
 毎月26日は、2(ふ)と6(ろ)の語呂合わせで「風呂の日」。
 東京ガスが、親子で風呂に入って触れあうことを目的に1985年に制定した。
 風呂の日のポスターには薬湯まつり「四季の湯」新潟浴場組合と書かれている。
 4月:しょうぶ湯 5月:あじさい湯 6月:クール湯 7月:へちま湯 8月:桔梗湯 
 9月:菊湯 10月:かりん湯 11月:ゆず湯 12月:松湯 1月:梅湯 2月:菜の花湯 
 3月:桜湯
・銭湯
 昔から東京で風呂屋といえば、新潟県を連想するように新潟県出身者が多いという話はよく聞く。
 風呂屋には、新潟県の中之口村や西蒲原郡出身が多い
 中之口村では、風呂屋などで成功した村出身者は、男は宇智古志神社に女は打越小学校に寄進したという。
 横綱羽黒山も16歳で上京し、伯母の経営する両国の朝日湯で働いた後に相撲界に入り「風呂屋の三助から横綱になった」として村の語りぐさになっている。 
 新潟市の公衆浴場協同組合によると新潟市では、昭和30年後半に250軒ほどあった銭湯も現在は10分の1以下の20軒ほどに。
 銭湯を訪ねてでは、市内の7軒が紹介された。
 紹介された中に今から10年ほど前に利用したことがある、内野町の旭湯が紹介されていた。
 いまも番台に座る女将は、仕事の関係で親しくしていた街の名物の懐かし顔だった。
・銭湯の思い出
 昔は内風呂が珍しい時代。
 私は桶屋に生まれたため戦前から内風呂があった。
 小学生のころ、友達が銭湯に行くのをうらやましく思った。
 就職し、結婚してからは借家住まいで風呂がなく銭湯通いだった。
 夏は暑く風呂から帰るまでに汗をかく。
 冬は寒く風呂から帰るまでに湯冷めする。
 今の子どもたちは「もらい湯」という言葉を知っているだろうか。
銭湯に行く機会もなく、今の子どもたちは銭湯の楽しみを知る子も少ないのでは。
時代とともに街中から煙突が消えてゆく、
風呂の日に自宅の風呂てのんびりと昔の思い出にひたる。

自宅の風呂でのんびりと (イラストを模写)