石名天然杉林パネル写真展と天然杉の愛称

kanazu362011-02-10

佐渡の巨大杉といえば、写真家天野尚さんの佐渡の巨大杉
「悠久の金剛杉」の写真が「北海道洞爺湖サミット」の会場に
飾られたことで佐渡の県有林の天然杉が有名になった。
5月に佐渡石名天然杉林遊歩道が一般公開されるのを記念して
佐渡石名天然杉林をPRしょうと巨大杉5本のパネル写真展が開催されていたので1月27日見てきた。
新潟県ではこの巨大天然杉の「名前を一般公募」した。
2月2日、5本の巨大天然杉の名称が決まった。
佐渡石名天然杉林パネル写真展(新潟市中央区:新潟中郵便局・1月27日)
 5月に佐渡石名天然杉林遊歩道が一般公開されるのを記念して巨大杉5本のパネル写真展が開催されている。
 佐渡石名地区の大佐度山脈頂上付近の標高約950mに生育する巨大天然杉。
 中には樹齢は300年を超えるものもあるといわれる。
 この天然杉を多くの観光客に見てもらおうと新潟県佐渡地域振興局が遊歩道800mを整備した。
 佐渡石名天然杉林遊歩道が5月にオープンする。
 遊歩道の中に点在する5本の巨大天然杉は、新潟県が現在「愛称」を募集中。
・天然杉の愛称が決まる
 新潟県が昨年末に巨大杉5本の「名前を一般公募」した。
 応募数は730件(県外からは209件)あった。
 2月2日、巨大天然杉5本の名称がきまった。
 ・象牙杉:枝が牙のように湾曲して張り出している
 ・四天王杉:4本が並んでいる
 ・家族杉:5本が家族のように寄り添っている
 ・大黒杉:大黒柱のように幹が太い
 ・羽衣杉:多くの枝が四方に膨らんでいる形が羽衣のよう見える
 5本の天然杉の名前は、枝ぶりや形などの特徴をとらえており愛称にぴったりだ。
・巨木めぐりで出会った大杉
 五泉市樹木医佐藤賢一(60)さんによると「巨木の定義はないが、幹周り3m以上が目安」と。
 1988年度に環境庁が初めて都道府県単位で実施した巨樹・巨木調査の対象基準は「地上から約130センチの位置で幹周り300センチ以上の樹木」などとしている。
 同調査で、新潟県内の巨木数は2580本で茨城県(2687本)に次ぎ全国2位。
 新潟県文化行政課によると、県内の樹木の天然記念物は344件。
 ・将軍杉(東蒲原郡阿賀町岩谷)
  ・推定樹齢約1400年・幹周り19メートル31・樹高約 40メートル
 ・牧の衛守杉(五泉市牧:八幡宮
  ・樹齢1000年以上と推定・高さ35m・幹周り7.9m
 ・長橋の周防杉(五泉長橋:羽黒神社
  ・高さ35m・幹周6.9m。
 ・館之内の大杉(五泉市丸田字館之内:諏訪稲荷)
  ・推定樹齢500年以上・目通り周囲8.67m・枝張り東西17m・樹高約35m
 ・慈光寺の杉並木(五泉市蛭野)
  ・樹齢300年から500年・幹周り6〜7m・大杉137本
 ・七社宮の大杉(長岡三島地区蓮華寺
  ・樹齢は約1200年と推定・樹高約50m・目通りまわり8.85m・根回り12m・枝張りおよそ25m
 ・虫川の大杉上越市浦川原区虫川:白山神社
  ・推定樹齢伝承1000年・樹高30m・目通り幹囲10.6m
 ・弥彦宝光院の婆々杉(弥彦村
  ・推定樹齢1000年・樹高40m・幹周り10m
5月に佐渡石名天然杉林遊歩道がオープンしたら佐渡まで足を伸ばし是非見て見たい。

巨木天然杉の愛称決まる (イラストを模写)