小国和紙とおぐに折り紙アート作品展と折り紙のひな飾り

kanazu362011-03-11

3月も10日を過ぎるのに、連日降っては消え消えては降る
春の淡雪に思わずブルブル。
3月1日、新潟県庁18階展望ギャラリーで「おぐに折り紙アート
春夏秋冬展」が開催されており観てきた。
・小国和紙
 長岡市小国町は「おぐに和紙の里」として有名。
 小国和紙は、長岡市小国地域(旧刈羽郡小国町)で伝統的に生産されている和紙。
 農耕地域である小国地域では、積雪があり農業の行えない冬季の収入源としての目的を持ち、農業の副業として営まれてきた。
 小国和紙は、江戸時代かそれ以前から製造されており、明治時代の初頭には最盛期を迎え毎年800万枚以上が生産されたものの、産業の近代化に押され、以降減少の一途に。
 1973年には日本の無形文化財に指定され、翌年の1974年には新潟県無形文化財に指定された。
 小国和紙は、葉書・便せん・名刺・絵画・書道・手芸・ふすま・壁紙など幅広い用途がある。
おぐに折り紙アート春夏秋冬展
 会場の県庁18階展望ギャラリーには、相波葉子さんが講師の「おぐに折り紙アートサークル」の会員の皆さんが小国和紙の千代紙や折り紙で作った作品「春夏秋冬」が展示されている。
 題材は、長岡の花火や和歌・俳句・童謡などをモチーフにした「花・人形・鳥・魚」などが折り紙で作られ好きな言葉などが絵手紙のように書き込まれている。
 ・今日は楽しいひな祭り ・花咲かじいさん ・仲良きことは良い事かな
 ・花火 ・秋の月 ・お月見 ・お正月
 などなど。
・折り紙のひな飾り(新潟市中央区西堀ローサ・3月2日)
 西堀ローサ「出逢いの広場」正面の壁に“留学生と園児のひなまつり”と題し、折り紙のひな人形が飾られている。
 表面には、国際エア・リゾート専門学校留学生作品の7段飾りの雛人形が。
 右側には、香徳幼稚園園児が折り紙で作ったお内裏様とおひなさまが17組大洋紙に貼り付けられている。
 左側には、二葉幼稚園園児が折り紙で作ったお内裏様とおひなさまが33組大洋紙に貼り付けられている。
 留学生作品の中には、アンパンマンバイキンマンやドラエモンなどの顔もある。
和紙の千代紙や折り紙が台紙に貼られた素晴らしい貼り絵作品や大洋紙に貼り付けられたひな飾りを見ていると遠い昔の子どものころが思い出され心が和む。

園児がひな飾りを見る (イラストを模写)