五泉の五華めぐり

kanazu362011-04-04

庭のサクラソウとイワカガミの花が咲いた。
村松村松公園桜まつりが4月1日から始まった。
東日本大震災の影響を考慮し式典や芸能などのイベントは
中止となった。
しかし、子どもたちの楽しみの露店などは出店している。
五泉市では3月26日から「五泉四華“花追い人”物語」を開催し、花めぐりスタンプラリーを開催している。
4月2日、五泉の四華(水芭蕉公園の水芭蕉村松公園の桜・一本杉のチューリップ畑・ぼたん百種展示園のぼたん)に愛宕山の雪割草の一華を加え五華めぐりに出かけた。
・ふれあい自然の里水芭蕉公園(五泉市郷屋)
 ふれあい自然の里水芭蕉公園は、五泉市の東南、菅名岳の麓にあり、昔から水芭蕉が自生していた湿地帯に、どなたでも気軽に散策できるよう木道などを整備して、平成8年3月に開園した。
 案内板には、「水芭蕉公園は、五泉市の東南、菅名岳の麓にあり、昔から水芭蕉が自生していた湿地帯。
 面積は2.1ha、木道の長さは480m、水芭蕉の植栽数は約3万株。
 毎年3月下旬から4月上旬に開花する。
 と書かれている。
 4月上旬には、山桜との競演も見られる。 
 2日の土曜日には多くの人が花を楽しみに訪れていた。
 湿地帯に生える樹木が水芭蕉の薄緑の葉と白い花を引立てすばらしいコントラストを醸し出す。
 主催者は来週10日ごろが満開で見ごろではと。
愛宕山の雪割草小径作り(五泉市村松町愛宕山
 五泉市のボランティア団体「村松雪割草の会」(会長羽田清五郎)の人たちが、五泉市愛宕山の雪割草育苗ハウスで”雪割草祭り”を開催している。
 会場に通じる道路の両側に「雪国の妖精雪割草」ののぼり旗が立つ。
 ハウス内には約10万株の赤・白・紫・ピンクなど色とりどりの花が咲く。
 村松雪割草の会の人たちが、愛宕山(103m)の山頂に通ずる遊歩道を雪割草小径にしょうと活動している。
 同会では育てた雪割草を毎年少しづつ愛宕山に通ずる遊歩道に移植し雪割草小径を作る。
 小径に移植した雪割草はこれまでに10万株を超えた。
 やがては「愛宕山の雪割草小径」と呼ばれるようにしたいと。
 展望台に通ずる遊歩道入り口に「雪割草植栽の地・平成16年1月」と書かれた看板がある。
 緩やかな登りの遊歩道の左右に赤・白・紫・ピンクなどの可憐な雪割草の花が咲く。
村松公園の桜(五泉市村松町
 村松公園は、3000本の桜が咲き誇る日本さくら名所100選にも選ばれた新潟県内 屈指の桜の名所。
 桜まつりは4月1日から4月24日まで開催されている。
 寒い日が続き公園の桜はまだつぼみで花は咲いていない。
 広い公園内には露天や茶店が出ているが、公園を訪れる人もなくまだオープンしていない。
・一本杉のチューリップ畑(五泉市一本杉) 
 五泉市巣本地区一本杉地内は、阿賀野川と早出川にはさまれたところにある。
 その昔川が氾濫したことで、砂地の土壌となりチューリップの栽培にたいへん適している。
 チューリップは、同じ畑で続けて栽培する連作はできない。
 巣本地区では、3haの畑5箇所準備し5年サイクルで会場を変えてチューリップまつりを開く。
 今年のチューリップまつりの会場は、チューリップの青々とした葉が畑一面を覆っているがまだ花は咲いていない。
 近くで農作業をしていた農家の人は、花が咲くのは4月20日以降になるだろうと。
 チューリップまつりは4月中旬から4月下旬まで開催予定。
 会場の巣本地区の3haの畑には、約150万本の色とりどりのチューリップの花が咲き多くの人が訪れる。
・ぼたん百種展示園のぼたん(五泉市赤海)
 五泉市東公園の「ぼたん百種展示園」はまだオープンしていない。
 広い6400平方メートルの園内に120品種・5000株のボタンが植えられている。
 ぼたん百種展示園のぼたんは、まだつぼみがふくらんだばかりで花は咲いていない。
 例年5月1日にオープンする。
 満開の頃には園内は白・紫・黄・ピンク・赤などの色鮮やかなボタンの大輪の花が咲き、多くの愛好家が観賞に訪れる。
五泉の五華めぐりに出かけたが、水芭蕉と雪割草が咲き始めたばかり。
桜とチューリップとぼたんはこれから。

ハウスの中は雪割草の花で埋まる (イラストを模写)