春の風物詩梨と桃の花粉付け
今日はこどもの日。
児童が一生懸命桃の花粉付け作業に挑戦する姿が新聞に。
大型連休に合わせ新潟市の郊外の農家では田植えが最盛期。
果樹農家でも梨と桃の花粉付け作業の最盛期を迎えた。
梨の花粉付け作業は5月1日の予定であったが、雨との予報で急きよ4月30日に変更となった。
・梨の花粉付け(新潟市江南区割野・4月30日)
JA新潟みらいによれば、白根の梨畑の総面積は、128haで「幸水」「豊水」「親高」「二十世紀」等を栽培する新潟県下屈指の産地。
梨の花粉作りの梨の花摘みは4月26日に行った。
4月29日農家から花粉ができたとに連絡があり、花粉付けは4月30日午前9時半からと決まった。
花粉付け作業には13人が参加した。
・花摘み
梨の生育を考え授粉前に枝に沢山ついている花を摘む。
1株のコブに花を1個残しあとはすべて摘むようにと。
1株に花が5〜6個ついている。
花摘みが終わり木の下を見ると摘みとった梨の花で真っ白に。
・花粉付け。
花粉の入った瓶と筆を渡されて。
瓶の中に筆を入れ穂先に花粉を付けて枝のコブに咲く花に花粉を付ける。
昨年も皆経験しているので作業は短時間で終わった。
6月に入ると実の摘果と袋掛け作業を行う。
・桃の花粉付け
JA新潟みらいによれば、白根の桃畑の総面積は、84haで「日の出」「あかつき」「白根白桃」等10品種を栽培、生産量は約1200トンで新潟県下第1位。
桃栽培の盛んな新潟市南区の茨曽根地内。
茨曽根小学校の3年生9人の児童が4月26日、総合学習の一貫環として桃の授粉作業に挑戦した。
児童たちは、先端が綿毛になった専用の棒を使って一生懸命花びらに丁寧に花粉を付けた。
梨と桃の花粉付け作業は、近郷の春の風物詩。
梨の花粉付け作業 (イラストを模写)