終りと始まり

kanazu362011-05-09

立夏(5月6日)も過ぎた。
7日の新潟県内は、南からの暖かい空気が入り込み上越市では
28.6度・新潟市では27.0度・長岡市では26.4度とことし初
の夏日となった。
4月は新旧交代の季節である。
役目を終えて活動の舞台から去るもの、新たに活動の舞台に登場するもの。
新聞に終りと始まりの話題が出ていた。
・閉店と再開の「まちの駅よいた」
 2009年のNHK大河ドラマ天地人」の舞台となった長岡市与板町。
 天地人効果の観光ブームを当て込み「まちの駅よいた」を街中の商店街の空き店舗に2009年1月に開設した。
 「まちの駅よいた」には約7万3000人が訪れた。
 2011年2月末、店舗の賃貸契約が切れ「まちの駅よいた」は閉館した。
 与板町観光協会では「天地人」ブームを一過性で終わらせたくないと従来の場所より北に約500m離れた市有地を借り同町の観光名所「楽山苑」前にプレハブの「まちの駅よいた」を4月29日にオープンさせた。
 5月5日再開された「まちの駅よいた」訪れた。
 まちの駅は、観光名所「楽山苑」の駐車場の一画に建てられていた。
 店内には、与板の特産品や刃物等が売られている。
・見附刈谷田川河川敷で除草に活躍したヤギとのお別れ
 見附市刈谷田川河川敷に除草のためヤギが放されたのが昨年の4月末。
 ヤギを見に訪れたのが昨年の6月18日だった。
 刈谷田川河川敷で3匹のヤギが草を食べていた。
 冬場は河川敷から近くの名木野小学校の小屋で生徒たちに見守られ越冬した。
 今年も刈谷田川河川敷で除草に活躍するヤギ。
 名木野小学校の小屋で越冬した3匹、大きくなりすぎ任務を解かれ見附を去る。
 仲良しのヤギも子どもたちとお別れ。
 後任の3匹のヤギは5月10日に刈谷田川河川敷にやってくる。
・見納めの龍馬ゆかりの蒸気船「順動丸の車軸」
 2010年のNHK大河ドラマ龍馬伝」にも放映され注目を集めた幕末の蒸気船「順動丸」のシャフト(車軸)。
 昨年4月から長岡市寺泊の旧寺泊役場荒町車庫で一般公開されていたが、昨5月8日で公開を終了した。
 順動丸は、幕末の文久2(1852)年に徳川幕府がイギリスから15万ドルで購入した当時の最新鋭蒸気外輪船。
 当時活躍した勝海舟坂本龍馬徳川家茂なども乗船した。
 戊辰戦争下には、大量の武器や兵士を運び活躍したが、慶応4(1868)年、函館・新潟を経由し寺泊沖で停泊中のところ出雲崎方面から現れた新政府軍の2船の軍艦の急襲を受ける。
 多くの命中弾を受け、逃げ場を失った順動丸は拿捕を避け、浅瀬に乗り上げた後、自爆した。
  公開してたいシャフトは、爆発により四散したものを、後日、海底から引き揚げられたもの。
・番外:山古志アルパカ牧場が今年もオープン
 人気のアルパカを見に山古志へドライブしたのが昨年の11月19日。
 今年も雪解けを待ってアルパカ牧場が5月3日にオープンした。
 豪雪で壊れた柵の修繕がまだ終わらず、牧場に戻ってきたアルパカは7頭だけ。
 長岡市山古志竹沢の油夫(ゆぶ)集落のアルパカ牧場には、アルパカ17頭が飼育されている。(現在2頭のアルパカは胎内市に貸し出し中)
 地元では「飼育を各集落に広げ、ゆくゆくは山古志を“アルパカ村”にしたい」と意気込んでいる。
 アルパカは、2009年に米コロラド州の牧場経営甲斐典子さん(62)から贈られたもの。
 6年前の新潟県中越地震で大きな被害を受け、過疎と高齢化が進む旧山古志村(現長岡市)を活性化させようと、地元の住民有志らが南米原産のラクダの一種「アルパカ」の牧場をオープンさせた。
終りと始まり、新旧交代の話題などが巷に・・・。

仲良しのヤギとのお別れ (イラストを模写)