日本人両大関が話題の大相撲初場所  始まる

kanazu362012-01-07

きょうはもう七草。
彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」は今年も健在。
彦根市の発表によると、1月4日現在8611通の年賀状が届き
前年同期比で1568通多く過去最多とか。
あす1月8日から2012年大相撲初場所が始まる。
相撲界も久々の日本人大関が二人も誕生しフアン回帰の場所となるか。
大相撲初場所の話題を新聞から拾った。
・話題の日本人両大関
 2011年の相撲界は、2場所連続で日本人の大関が2人誕生した。
 相撲界の2012年の幕開けは、日本人大関同士の激しい綱とり合戦で始まる。
 ・琴奨菊佐渡ヶ嶽部屋
  新大関で迎えた昨年の九州場所は、9日目まで全勝と優勝戦線のトップを走っていたが10日目からの4連敗で終ってみれば11勝4敗の成績。
 ・稀勢の里鳴戸部屋
  大関取りの昨年の九州場所は、中日8日目まで7勝1敗と健闘していたが9日目からの後半戦は3勝4敗と負けが込みで終ってみれば10勝5敗の成績。
  しかし、日本相撲協会は場所後の11月30日に番付編成会議および理事会を開き、関脇稀勢の里)の大関昇進を決定し、大関に昇進した。
・初優勝と綱とりを目指す日本人両大関
 昨年の大相撲九州場所は、横綱白鵬が2場所連続21度目の優勝を決めた。
 東京・国技館に飾られる優勝額は計32枚。
 日本人力士の優勝は、2006年初場所大関栃東(現玉ノ井親方)を最後に途絶えている。
 初場所で東京・国技館に飾られる優勝額からは日本人力士の額が消える。
 優勝額32枚の内訳は、白鵬(モンゴル)20・朝青龍(モンゴル)9・日馬富士(モンゴル)2・琴欧洲ブルガリア)1と外国勢ばかり。
 日本人両大関は、初優勝と綱とりを目指す。
辰年期待の若手力士
 地方紙新潟日報辰年にあやかって「大相撲初場所“昇竜のごとく”」と題し、番付を上げそうな若手の注目力士を紹介している。
 ・高安(鳴門部屋:21歳)
  西前頭3枚目高安(茨城県土浦市出身)は、昨年名古屋場所で、平成生まれの初の幕内力士となった。
  昨年の九州場所では、西前頭8枚目で9勝6敗の成績で初場所は自己最高位の西前頭3枚目から新三役を狙う。
・栃乃若(春日野部屋:23歳)
 栃乃若は、昨年の九州場所では自己最高位の東前頭4枚目で琴奨菊日馬富士の2大関を破ったが、13日目からの3連敗で7勝8敗と負け越し、西前頭4枚目に番付を下げた。
 兵庫県尼崎市出身で報徳学園高時代に高校横綱になった逸材で新三役を狙う。
・妙義龍(境川部屋:21歳)
 大けがを乗り越え昨年の九州場所で10勝5敗の好成績で東前頭5枚目に躍進した妙義龍。
 兵庫県高砂市出身で日体大時代に国体で優勝し、幕下15枚目格付け出しでデビューした。
 しかし、新十両だった一昨年初場所で左膝を負傷し3場所連続全休で三段目まで落ちた。
 けがを克服し復帰すると番付は急上昇。
 再十両の昨年名古屋場所から2場所連続十両優勝で幕内に昇進、新入幕の昨年の九州場所で10勝5敗の好成績を挙げ一気に注目され新三役を狙う。
 活躍が期待される日本人若手力士が新三役を目指す。
・番外:大相撲界にエジプト出身力士が
 昨年12月26日行われた大相撲の新弟子検査にエジプト人のアブデルラフマン・シャーラン(19)(大嶽部屋)が受検した。
 世界ジュニア選手権にエジプト代表として3位の経験がある。
 シャーランは、1メートル89・138キロで体格基準(1メートル73・75キロ以上)をクリアし通過した。
 合格すればアフリカ大陸から初めての力士となり、興行ビザを取得後に、3月の春場所初土俵を踏む。
 「スモウスピリットが好き。夢は横綱になること」と大きな目標を語った。
日本人力士で横綱に昇進した最後の力士は、1998年5月の若乃花(66代横綱)。
日本人力士で番付から最後に消えた横綱は、2003年1月引退の貴乃花(65代横綱)。
今年の相撲界の話題は、日本人力士がいつ優勝するかと日本人力士の綱とりが実現するかだ。
優勝と綱を目指して (イラストを模写)