節分には恵方巻をバレンタインデーには花を

kanazu362012-01-17

正月も終り、節分とバレンタインデーが近づく。
節分には恵方巻を食べ、バレンタインデーには男性から女性に
花を贈ろうのCMが新聞やテレビに。
・節分には恵方巻
 スパーの店頭には、2月3日は節分と書かれ「節分祭」と銘打ち落花生・節分いわし・豆・恵方巻などが売られている。
 ・節分
  節分は、各季節の始まりの日(立春立夏立秋立冬)の前日のこと。
  節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。
  季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われる。
  近代、宮中行事が庶民に採り入れられたころから、節分当日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもの(柊鰯)を戸口に立てておいたり、寺社で豆撒きをしたりするようになった。
 ・恵方巻
  節分の日に、その年の「恵方」に向かって巻き寿しを切らずに無言で一本丸かぶりすると、その年は幸運が訪れると言われている。
  太巻き、またはそれを食べる大阪を中心とした風習で、「丸かぶり寿司」「恵方寿司」「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」などと表現されることもある。
  ことしの恵方は「北北西」。
・バレンタインデーには男性から女性に花を贈ろう
 日本でバレンタインデーといえば、女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈るのが定番。
 チョコも本命・義理・自分用と様々。
 欧米におけるバレンタインデーは、男女がお互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日で、男性から女性に花(バラ)を贈るという。
 花き業界の有志により2010年11月9日「フラワーバレンタイン推進協議会」が発足した。
 日本でも「2月14日は男性から女性へ花を贈る日」にしょうと、フラワーバレンタイン推進推進協議会では現在キャンペーン実施中している。
 新潟市でも花き卸業者や小売業者・JA全農にいがた・新潟県新潟市などでつくる「新潟フラワーバレンタイン推進委員会」が昨年組織された。
 今冬も「2月14日は男性から女性へ花を贈ろう」と銘打ってキャンペーンを展開している。
 花き業界にとって2月は、クリスマスや新年・卒業シーズンなどに挟まれ行事は少なく花の売上が伸び悩む季節で、バレンタインデーに花を贈る習慣を根づかせ、需要拡大につなげたいと。
 JA全農にいがたは「2月はチューリップの種類が豊富な季節。知ってもらういい機会になる」と。
 新潟県は「男性が女性に花を贈る習慣が浸透すれば、花き業の振興につながる。県民に広くアピールしたい」と。
2月3日の節分は「北北西」に向かって恵方巻を食べ、2月14日のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈り男性が女性に花を贈る。
チョコレートが届き花が届く (イラストを模写)