大相撲初場所大関把瑠都の初優勝で 終る
大相撲初場所は、横綱白鵬が把瑠都をよりきりで破り全勝優勝を
阻止した。
大関把瑠都は13日目に優勝を決め14勝1敗で初場所を制した。
大相撲初場所の話題を新聞から拾った。
・大関把瑠都の初優勝
13日目で悲願の初優勝を決めた大関把瑠都、千秋楽は横綱白鵬に寄り切で敗れ全勝は逃したものの14勝1敗で初場所を制した。
土俵上での優勝インタビュー中に号泣した。
優勝インタビューで「生んでくれた母親に感謝する・・・」と。
・十両は千代大龍が幕下は佐久間山が優勝
・十両優勝は千代大龍
新十両の千代大龍(東京都出身:23)が14日目の10月21日12勝目を挙げ十両優勝を飾った。
初場所の成績は13勝2敗。
日本体育大学に進学、2010年国体成年個人優勝、第88代学生横綱という実力を持ち、20111年1月24日に九重部屋に入門した。
幕下15枚目格付出の資格を持ち、2011年春場所初土俵予定だったが、大相撲八百長問題のため、3月5日に新弟子検査を受けたが初土俵が延期になった。
・幕下優勝は佐久間山(序の口からの連勝が27でストップ)
東幕下15枚目の佐久間山(日大出身元学生横綱:23)は、初場所13日目の1月20日千昇に上手投げで破れ序の口からの連勝が27でストップした。
序の口からの27連勝は、板井(元小結)の26連勝を抜いて単独史上最多となる新記録。
千秋楽は、6勝1敗の幕下8力士が優勝決定戦に出場、佐久間山が激戦を制し初優勝を飾った。
佐久間山は大学2年時の2008年に全国学生相撲選手権大会を制し、学生横綱のタイトルを獲得。
幕下付出の資格を得たが、卒業を優先したため失効、2011年5月場所序の口からスタートした。
・初場所話題力士の成績
・新大関稀勢の里(25):11勝4敗 ・西前頭3枚目高安(21):6勝9敗
・西前頭4枚目栃乃若(23):8勝7敗 ・東前頭5枚目妙義龍(25):9勝6敗
・春場所大相撲界にエジプト出身力士がデビュー
昨年12月26日行われた大相撲の新弟子検査にエジプト人のアブデルラフマン・シャーラン(19)(大嶽部屋)が受検、初場所の新弟子検査に合格し3月の春場所に初土俵を踏む。
世界ジュニア選手権にエジプト代表として3位の経験があるシャーランは、1メートル89・138キロ。
「スモウスピリットが好き。夢は横綱になること」と大きな目標を語った。
・番外:優勝額
東京・国技館に飾られる優勝額は計32枚。
日本人力士の優勝は、2006年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方)を最後に途絶えている。
初場所で東京・国技館に飾られている優勝額からは日本人力士の額が消えた。
優勝額32枚の内訳は白鵬(モンゴル)20・朝青龍9(モンゴル)・日馬富士2(モンゴル)・琴欧洲1(ブルガリア)と外国勢ばかり。
元大関栃東(現玉ノ井親方)の優勝額(2006年初場所優勝額)が1月8日、福島県柳津町の福満虚空蔵尊円蔵寺に納められた。
除幕式は2月19日に行われる。
大相撲春場所は、3月11日から大阪府立体育会館で開催される。
大関把瑠都が春場所で綱取りに挑戦する。
今年中に日本人力士の優勝と日本人力士の綱取りが実現するか。
大相撲をテレビで観戦 (イラストを模写)