冬の庭に来る鳥たちと花
今年の新潟県内は、平成18年豪雪に匹敵する大雪だという。
新潟市中央区の積雪も2月10日午後8時現在で51センチと
なった。
庭が大雪に見舞われ鳥たちもエサ探しに苦労している。
それでも鳥たちは、ウメモドキやナナカマドや万両の赤い実を食べにやってくる。
ビワの花も食べる。
庭に来る鳥たちを部屋から観察した。
・ヒヨドリとウメモドキの実
秋まで真っ赤な実を付けていたウメモドキもヒヨドリに食べられ木は丸坊主になり今は一つも残っていない。
ウメモドキの実がなくなると次はナナカマドの木へ、そして万両の木へと。
・ツグミとナナカマドの実
ナカマドの実よりウメモドキの実のほうが鳥たちには人気だ。
ヒヨドリがウメモドキの実をツグミがナナカマドの実を仲良くすみ分けして食べる。
ウメモドキの実がなくなるとヒヨドリはナナカマドの実も食べる。
ルールがあるのかヒヨドリとツグミは同時に食べることはない。
・ビワの花を食べるメジロとシジュウカラ
ウメモドキやナナカマドの実が大きすぎて食べられないメジロとシジュウカラは、ビワの花を食べる
・スズメとヒメツルソバの花
晩秋から庭に咲いたピンク色の小さいつぶつぶ状の集まったヒメツルソバの花。
雪の下でも季節はずれの花が咲いている。
餌のないこの季節、庭に舞い降りたスズメが、チュンチュンと鳴きながら花をついばむ。
しかし、大雪で庭一面に積もった雪でメツルソバの花は雪ノ下。
スズメは、キウイフルーツの棚まで来て庭の雪をながめている。
エサのないのがわかるとエサを求めほかの場所へと飛んでゆく。
・キジバトが庭に
わが家の庭にキジバトが初めて来たのが1998年の6月27日。
この時は雛が2羽誕生した。
これまでに庭でキジバトの雛が4羽誕生している。
その後姿を見せなかったが、2009年10月7日・2010年1月4日・2011年2月16日と姿を見せた。
今年も昨2月10日に1羽が庭にやって来た。
・番外:ウメモドキの木にミカンを差し鳥を待つ
冬型の強い寒気が日本列島に流れ込み、新潟市内も久しぶりの大雪で庭も白銀の世界に。
冬の庭に鳥たちを呼ぼうとエサを準備した。
ミカンの木から残して置いたミカンを採り、四つ切りにしてウメモドキの木に刺した。
ヒヨドリがエサを見つけ、ピーピーピーと鳴きながら庭にやってきた。
木の枝に止まり、上手にミカンをついばむ。
連日の大雪で気持ちがふさぎがちで憂鬱な気分となる。
そんな中で庭に来る鳥たちの可愛いしぐさを見ていると一瞬心が和らぎ和む。
冬の庭にキジバトが (イラストを模写)