春の花めぐり

kanazu362012-04-19

4月16日の日中の最高気温が20度を超えた新潟県内。
新潟市中央区上越市高田公園で桜が開花したと発表された。
桜の開花が発表された4月16日、春の花めぐりに出かけた。
・桜
 ・村松公園桜まつり
  日本の「さくら名所100選」に選ばれている村松公園
  公園は明治39年に日露戦役記念として造られた広大な公園。
  4月1日〜4月30日まで五泉市愛宕村松公園で桜まつりが開催されている。
  公園内には約3000本の桜の木があり満開時には園内は桜の花に包まれ桜の園に。
  桜はソメイヨシノが9割で、他にもピンクの濃いヨウコウなどの色鮮やかな花も咲く。
  大雪と寒さと影響で4月も中旬を過ぎたが公園の桜はまだつぼみで、花の咲くのはまだ先。
 ・白根児童公園
  新潟市南区の区役所脇の白根児童公園に桜祭りを開催するため白根観桜会が160基のぼんぼりを設置し、市民に花見を楽しんでもらおうと4月1日から公園内のライトアップを始めた。
  ライトアップされたが公園の桜はまだつぼみで開花が遅れている。 
・桜並木とレンギョ並木:旧潟東村の農業排水路
 旧潟東村の有志らで作る「大樹を育てる会」では、村の地域おこしにと1998年と2002年に潟東出張所に近い市道沿いの農業排水路の両脇約1キロに、ソメイヨシノ128本とシダレザクラ73本を植え桜並木を作った。
 同会では「春の花街道の新名所」にと昨年(2011)3月、桜並木の市道反対側(右側)にレンギョの苗木840本を植えた。
 桜並木のソメイヨシノシダレザクラはまだつぼみだがレンギョ並木は今が満開でレンギョの黄色に染まる。
・雪割草:村松愛宕山の雪割草小径
 村松公園から山頂の愛宕山(103m)に通ずる雪割草小径の両側の雪割草は、今が満開。
 雪割草小径は、五泉市のボランティア団体「村松雪割草の会」の人たちが、愛宕山の展望台に通ずる遊歩道をの雪割草小径にしようと平成16年1月から活動している。
 同会では育てた雪割草を毎年少しづつ愛宕山に通ずる遊歩道に移植している。
 これまでに遊歩道に10万株以上が移植され、小雪割草径は年々赤・白・紫・ピンクなど色とりどりの花が咲く素晴小径に変身している。
水芭蕉五泉市菅出の水芭蕉公園
 平成8年3月に五泉市菅出の菅名岳のふもとに「ふれあい自然の里・水芭蕉公園」がオープンした。
 案内板には、「水芭蕉公園は、五泉市の東南、菅名岳の麓にあり、昔から水芭蕉が自生していた湿地帯。
 面積は2.1ha、木道の長さは480m、水芭蕉の植栽数は約3万株。
 毎年3月下旬から4月上旬に開花する。
 と書かれている。
 木道の入口に「大雪の影響で木道が傷んでいます。危険ですから絶対に木道に入らないで下さい」の看板が立てられ立入禁止のロープが張られている。
 被害のなかった奥の木道は自由に入ることができる。
 湿地帯の脇道を散策した。
 白い水芭蕉の花に負けじと土手には雪割草やショウジョバカマやカタクリの花が咲いていた。
水仙新潟市秋葉区の新津川
 旧新津市中心市街地を流れる新津川。
 新津川の堤防は散策路などとして市民に親しまれてきた。
 2010年から市民団体の「新津川に水仙を植える会」が、山先橋の下流に計約3万球の水仙の球根を植え付けた。
 堤防の散策路の水仙は今が満開で見ごろを迎えている。
・番外:新潟地方気象台の標本木の桜
 新潟地方気象台は、4月16日敷地内にある桜の標本木が開花したと発表した。
 今年6月末に新潟地方気象台は、新潟市中央区美咲町に新築された合同庁舎に移転する。
 移転に伴ない1983年から約30年間、新潟市の桜の開花を告げてきた標本木の桜が役目を終え伐採されるという。
 合同庁舎の敷地内には新しい桜が植樹されるが、まだ幼木で直径5センチほどで成長するまでに数年かかる。
 成長するまで鳥屋野潟公園の桜木が標本木の代役を務める。
 4月17日早朝伐採されるという桜の標本木を思い出にとデジカメで撮った。
4月16日新潟地方気象台上越市上越観光コンベンション協会は、新潟市上越市高田公園の桜が開花したと発表した。
開花が遅れていた雪国新潟でもようやく桜の花が見れる季節に・・・。
多くの人が春の花を楽しむ (イラストを模写)