新潟市の展望室めぐりと東京スカイツリー
2012年5月22日、高さ634mの世界一高い新タワー
「東京スカイツリー」がグランドオープンした。
事業主体である東武鉄道は23日、商業施設を含めた
「東京スカイツリータウン」開業初日の22日の来場者数は、
約21万9000人だったと発表した。
世界一高い新タワー「東京スカイツリー」に刺激され、新潟市内中心部にある展望室めぐりに出かけた。
・新潟県庁18階展望回廊
新潟県庁行政庁舎は1985年3月に竣工され、地上18階、地下1階、高さ87.3m。
18階にある展望回廊(高さ67m)からは、信濃川・朱鷺メッセ・NEXT21ビル・東北電力ビックスワンスタジアムなどのほか日本海の夕日、弥彦の山並みなど東西南北360度の眺望を楽しむことができる。
・朱鷺メセッセの展望室(Befcoばかうけ展望室)
朱鷺メセッセの展望室は、日本海側随一の高さを誇る地上31階、高さ125mにある。
展望室からは360度に夜景が見渡せ、南は新潟市街地と信濃川、重要文化財の萬代橋のライトアップ、北は佐渡汽船や新日本海フェリーのターミナルから日本海に灯る漁り火まで、全方角に多彩な夜景を鑑賞できる。
・NEXT21の19階の展望ラウンジ
新潟市役所の跡地に1993年4月にNEXT21の躯体が竣工し、翌年5月にグランドオープンした。
建物は地上21階、地下3階建てで高さは125mあり、1990年代の新潟市では一番の高さを誇っていたが、2003年に竣工した万代島ビル(朱鷺メッセ)に抜かれ市内では2番目の高さとなった。
19階には展望ラウンジに併設するレストランがあり、眼下に市内の繁華街を一望しながらの食事を楽しむことができる。
・山の下みなとタワー展望展示室
山の下みなとタワー展望展示室は、新潟港とともに古くから栄え新潟港の発展を見つめてきた山の下地域の活性化の核施設として、また、新潟西港を一望できる展望機能に加え、「みなとまち新潟」を紹介する展示を行うことにより、港に関する知識を広め、「みなとまち新潟」に対する親しみを深めてもらうことを目的として新潟市が設置し、平成14年5月19日に新潟みなとトンネルと同時にオープンした。
タワーの高さは40.2mで展望展示室高さは27.0m。
展望展示室からは、新潟港(西港)の全景や晴れた日には遠く佐渡島や粟島、弥彦山など新潟の四季折々の姿、港側から見た市街地の全景を展望することができる。
特に日本海に沈む夕日は絶景
・りゅーとぴあの展望ランウジと屋上庭園
新潟市中央区一番堀通町にあるりゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)は、平成10年、文化と建築と環境の調和をはかり、音楽・舞台芸術の殿堂となるべく誕生。
新潟の代名詞「柳都」と「ユートピア(理想郷)」を結びつけて「りゅーとぴあ」と付けられた。
6階には展望ラウンジがあり、屋外は屋上庭園となっている。
展望ラウンジからは、新潟の街を180度見渡せ、屋上庭園の遊歩道を一周すると新潟の街を360度見渡せる。
屋上庭園からは、眼下に信濃川・昭和大橋・JR越後線の鉄橋・白山神社・新潟市役所が見渡せ、信濃川の上流方向を望めば新潟県庁が見える。
・東京スカイツリー
5月22日、高さ634mの世界一高い新タワー「東京スカイツリー」がグランドオープンした。
昨年11月10日、東京観光で浅草の浅草寺を参拝した時、吾妻橋から建設中の東京スカイツリーを見上げた。
朱鷺メセッセの展望室から眺める夜景が、2011年度「日本夜景遺産」に選ばれた。
新潟県内では「弥彦山スカイライン」)に次いで2か所目。
朱鷺メセッセの展望室の開館時間は、午前8時から午後10まで。
日本夜景遺産に選ばれた新潟の夜景を朱鷺メセッセの展望室から一度眺めて見たい。
展望室から新潟の街を (イラストを模写)