茅の輪神事と七夕まつり

kanazu362012-07-01

今年ももう半年が過ぎ、きょうから1年の後半が始まる。
きょう7月1日は、標準時と地球の自転速度とのずれを調整する
ため、1秒の「うるう秒」の挿入が世界同時に実施される。
昨6月30日新潟の白山神社で半年詣りの「茅の輪神事」が、
古町では七夕まつりが行われたので見てきた。
・夏越しの大祓い茅の輪神事(新潟市白山神社・6月30日)
 「6月30日(みそか)は年のへそ」という言葉がある。
 年の臍(へそ)とは、一年のちょうど半分にあたる6月30日を、からだの真ん中にあるへそに例えたもの。
 白山神社で夏越しの大祓い「茅の輪神事」が6月30日の午後4時から行われると新聞に出ていた。
 白山神社の参道に「茅の輪」が飾られ、その右側に「茅の輪神事」、左側に「水無月の 夏の祓いへする人は 千歳の命 延ぶという」歌が詠まれた看板が立てれれている。
 茅の輪(茅で作られた大きな輪)は、正月から6月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う半年詣り夏越しの大祓に使用される。
 輪をくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるという習いがある。
 左まわり、右まわり、左まわりと八の字を書くように三度輪をくぐり抜ける。
 こうして、心身ともに清らかになってあとの半年間を新たな気持ちで迎えることと書かれている。
 本殿に向かう前に、茅の輪くぐり作法に従い茅の輪を左まわりでくぐり、次に右まわりでくぐり八の字を書き3回目に左まわりで元の位置に戻り、輪をくぐって神殿に向かい心身ともに清らかになってお詣りした。
・古町七夕まつり(新潟市中央区:古町・6月30日)
 今年も古町7番商店街を笹飾りや色とりどりの吹流しで飾り付ける「新潟・古町七夕まつり」が6月30日からが始まった。
 アーケードの天井や商店街の統一看板の下に吊るされたピンク・青・黄・緑・紫などの色鮮やかな160個の吹き流しと短冊などが付いた笹飾りがアーケードの柱に飾られた。
 吹き流しと七夕飾りが商店街を歩く人を魅了する。
・本町通り商店街の七夕飾り(新潟市中央区:本町通り・6月30日)
 新潟市中央区の本町通12・13番町にある下本町商店街の約300mの両脇の雁木通りの柱に、近くの湊小学校と栄小学校の児童が七夕飾りを40本取り付けた。
 短冊には
  ・家族が楽しく暮らせますように ・被災地をよくしてください
  ・字が上手に書けますように ・運動会で1等になれますように
  ・お料理が上手にできますように ・お金持ちになれますように
 などの願いごとが書かれている。
 湊小学校には福島県から避難した児童も同校に通っているという。
今年ももう半年が過ぎ間もなく七夕だ。 
七夕飾りを見上げる (イラストを模写)