北陸新幹線と並行在来線の信越線駅 物語
2014年度末開業を目指し北陸新幹線の工事が急ピッチで
進む。
6月22日、北陸新幹線開業後の新潟県内を走るJR信越線と
北陸線の並行在来線の路線名が「妙高はねうまライン」「日本海
ひすいライン」と発表された。
新聞にふるさとの並行在来線「信越線駅物語」が掲載されたので懐かしく読んだ。
・北陸新幹線(長野―金沢間)
北陸新幹線は、上信越・北陸地方を経由して東京都と大阪市とを結ぶ計画の整備新幹線である。
1997年(平成9)に東京駅から長野駅まで部分開業しており、同区間は便宜的に長野新幹線と呼ばれている。
長野―金沢間の開業は2014年度末開業の予定。
・並行在来線の信越線駅物語
・並行在来線
北陸新幹線開業後、信越線・北陸線の一部はJRから第三セクターの「新潟県並行在来線株式会社」に引き継がれる。
6月22日「新潟県並行在来線株式会社」は、新たの社名と開業後の路線名を発表した。
新会社名は「えちごトキめき鉄道株式会社」、信越線区間(直江津―妙高高原)は「妙高はねうまライン」、北陸線区間(直江津―市振)は「日本海ひすいライン」と決まり、7月1日付で社名を変更した。
社名と路線名は公募を基に選定された。
公募には全国から2215通の応募があった。
・信越線駅物語(直江津―妙高高原)
・直江津駅
信越線と北陸線が結節する鉄道の要衝駅の直江津。
開業は1886年(明治19)8月15日。
JR東日本新潟支社の直江津運輸区が併設されているほか、関連施設も駅周辺に多く点在する。
新潟県並行在来線の「えちごトキめき鉄道株式会社」が直江津駅周辺に置かれる見通しである。
・春日山駅
戦国の武将上杉謙信の居城であった春日山城の最寄駅であり、また上越市役所が近い。
開業は1928年(昭和3)10月26日。
・高田駅
江戸時代に高田藩の城下町として栄えた、上越市高田地区(旧高田市)の玄関口。
開業は1886年(明治19)8月15日。
・南高田駅
南高田地域は新興住宅地として 人口が増え、また、高田商業高校が旧市内から移転してきたことにに伴ない通勤・通学客が急増した。
このため1961年(昭和36)12月10日に開業した。
・脇野田駅
信越線の開業当時、高田駅から新井駅までの間に駅がなく、脇野田の住民は駅新設が永年の悲願であった。
1918年(大正7)11月1日 、脇野田信号場として開設。
1921年(大正10)8月115日脇野田駅に昇格。
・北新井駅
駅のある和田村は、1955年(昭和30)2月1日村域を二分割し、旧高田市と旧新井市に吸収された。
住民の要望を受け1955年(昭和30)7月15日 開業。
・新井駅
1886年(明治19)8月15日、直江津 ― 関山間の開通と同時に開業。
・二本木駅
現在は全国でも数少なくなったスイッチバック式の駅として有名。
開業は1911年(明治44)5月1日。
大正時代には、駅近くに日本曹達二本木工場(大正9年操業開始)があり、最盛時には1万人弱の従業員が通勤していたという。
・関山駅
1886年(明治19)8月15日、直江津 ― 関山間の開通の際に開設。
以前はスイッチバックの駅であったが、全旅客列車の電車化に伴い1985年(昭和60)10月に廃止された。
・妙高高原駅
1888年(明治21)5月1日、関山 ― 長野間開業の際に開設、当時の駅名は田口駅。
1969年(昭和44)10月1日、 妙高高原駅に改称。
ふるさとが高田の私は、信越線の直江津駅から妙高高原駅(田口駅)の名前に懐かしさと思い出が重なる。
スイッチバックとは (イラストを模写)