ユニークな看板に癒されて
きょう12月7日は二十四節季の一つ「大雪」、新潟地方気象台に
よると、新潟県内はあすから冬型が強まり夜半からまとまった雪
が降る恐れがあると。
地方紙新潟日報の「写ッタ」欄に、時々ユニークな看板の写真が
紙面を飾る。
12月6日の新聞に、長岡市瓜生の歩道脇に立てられている「昔の美男美女多し交通安全」の看板がでていた。
珍しさにひかれユニークな看板などを見に出かけた。
・看板に書かれたメッセージが毎月変わる看板(11月25日)
新潟市南区引越地域の住民グループ「エコビレッジ引越」が、ドライバーにごみのポイ捨て禁止などを呼び掛ける看板を広域農道の交差点に設置した。
グループは「いつも同じ文言では、長い効果は望めない」と、看板に書かれたメッセージが毎月取り替え可能なマグネット式にした。
11月のメッセージは「ここは引越 なごみの里 おはようございます。 今日も1日100%燃焼」。
12月は「ちょっと待て!! 空き缶捨てずに金捨てて!!」の予定。
10月は「ここは引越 なごみの里 今捨てた田んぼの中にすずめの親子が寝ています!!」だった。
グループでは「今後は地元の小中学生にもキャッチコピーを募集したい」と。
・カニの甲羅に人間の顔が描かれている看板(11月30日)
長岡市寺泊地区の寺泊水族館隣にカニの宿きんぱちがある。
「きんぱち」の屋上に高さ3m、幅6m大きな赤い甲羅のカニの看板が掲げられている。
カニの甲羅には、長いヒゲをのばしたひょうきんな人の顔が描かれている。
看板は今年9月に化粧直しをしたばかりとか。
・大きな手が書かれた立体造形看板(新潟市北区川西:新潟造形・11月25日)
旧豊栄市に創業35年の経験と特許取得の立体造形技術で、立体看板を作る会社がある。
会社入口に大きな左手で会社の看板を持つ立体看板が立てられている。
看板の「手」は、手首から指先までで、長さが1.3m・重さは約10キロ。
立体看板は、新潟造形の得意分野。
素材は成形しやすく、軽くて強度もあるFRP(繊維強化プラスチック)を使う。
造形看板は、発泡スチロールで造形したところにガラス繊維を張り付け、液状のポリエステル樹脂を塗る。
硬化しFRPとなった後はグラインダーで表面仕上げ。
完成品は石材や金属材より費用が安く重量も軽い。
立体看板の制作方法は、平成7年5月9日に特許実用新案を取得している。
・番外:・変わった“コマ犬”サルとキツネ(三条市:日吉神社・稲荷神社・11月30日)
コマ犬といえば、神社は犬で稲荷社はキツネが定番。
三条市の「日吉神社・稲荷神社」のコマ犬は、サルとキツネと新聞に出ており見てきた。
日吉神社・稲荷神社の境内に入ると右側に「キツネ」が左側に「サル」のコマ犬の姿があった。
コマ犬の台座には「安政4年4月吉日」の文字が刻まれている。
古老の氏子の話では「もともとサルとキツネの一対だったのか、それともサル同士、キツネ同士だったのかはわからない。
日吉神社のサルは悪を払うため、稲荷神社のキツネは商売繁盛のために祀られているのでは」と。
ドライブなどでユニークな看板に出会うと心が和み癒され、疲れも忘れさせてくれるような気が。
ユニークな看板は癒しか?(イラストを模写)