写経と書道

kanazu362006-04-26

心にやすらぎを与え心を癒す写経が、
今静かなブームを呼んでいる。
最近では年輩者だけでなく若い世代にも
浸透しているという。
脳の活性化にも効果があると言われ、写経を
書写する練習帳が売れている。
練習帳を書店で見た。
紙に「般若心経」の経文が薄く灰色で書かれたいる。
その文字を筆でなぞり書き上げるのだ。
書き上げるのに、1時間から2時間かかるという。
写経の書写はやらないが筆は持つ。
職場の書道講師高須翠雲先生の「点画と結構」を
教材に、毎日「基本点画」を模写している。
1ページが4文字、8ページで32文字である。
一から始まり郎で終わる。これを4枚清書する。
我流のため上達はしない。
一念発起して近くの書道塾に通った。
小学生と一緒に5年間頑張った。
先生から形を遺せと、1年1作の作品作りの課題を与えられた。
課題と同時に雅号もいただいた。
「翠石」である。
雅号の下に押す落款を記念にプレゼントされた。
5年間で、額1作・掛け軸4幅の5作品ができた。
初作品は、額で「清風」を書いた。
雅号の下に落款が押されている。
今では、パソコンで描く絵に時々雅号を入れている。
写経を書写 (写真を模写)