朝市と夜店

kanazu362006-08-15

故郷高田の懐かしい、お盆恒例の花市の
記事を見た。
子どものころ、本町5丁目の道路端は、近郷から出てきた
農家の花売りで賑わっていた。
昭和20年代は、まだ自動車の往来も少なく歩行者天国のようだった。
高田の町には、朝市と夜店があった。
記憶を頼りに、「上越ふるさと事典」「写真高田風土記」で調べた。
・朝市
 高田には、大町3丁目の二七(にしち)の市と大町4・5丁目の四九(しく)の市
 が立った。
 朝市の始まりは、明治43(1910)年10月7日本町2丁目に、
 二七(にしち)の市が立ち、戦後大町へ移転した。。
 四九(しく)の市は、大正9(1920)年8月4日仲町2丁目に立ち、
 大正13年に大町4・5丁目に移転した。
 大町4丁目には、「四九の市」の碑が建てられている。
 戦後の昭和25(1950)年には、仲町3町目に一五(いちご)の市も立ったが、
 今はもうない。
・夜店
 夜店は、明治43(1910)年本町6丁目に創設され、明治・大正を
 通して夏のオアシス、夜の青物市場として市民に親しまれた。
 昭和に入って、本町4・5丁目にも拡がった。
 しかし、今はもう見られない。
お盆恒例の花市の記事を読み、子どものころ母に連れられて朝市や夜店で
買い物をした記憶が甦り、懐かしい故郷高田を思い出させてくれた。
この花いくら (写真を模写)