涙なみだの53年ぶりの小学校同級会

kanazu362006-09-11

己の姿と孫の姿が重なる、
53年ぶりの小学校同級会は、
恩師を迎えスキー発祥の地高田の
金谷山麓の旅館で開催した。
昭和28年3月小学校を卒業した仲間は63名。
恩師は84歳、生徒も65歳となった。
22名の顔があった。
幹事の準備した記念品がすばらしかった。
恩師が杉板のうちわに、3日がかりで1枚1枚に墨で絵を描いた。
記念品は抽選で、番号順に恩師の手から一人ひとりに手渡され握手もした。
記念写真は、記念のうちわを手に持ちポーズをとった。
会場は、53年前の12歳の教室にタイムスリップし思い出に花が咲いた。
友人が、がんを患い同級会に出席できなかった故人の最期の言葉を涙ながらに語った。
「もう一度故郷高田に帰りたい。故郷の懐かしい南葉山や妙高山を見たい。
高田のお堀と桜を見たい。クラスの仲間に会いたい」と。
聞いた友の目にも涙が・・・・
無邪気で過ごした小学校時代の懐かしい思い出が、走馬灯のように次から次えと
脳裏を駆け巡る。
話は何時までも・・・・
次回の再会は、2年後と決め散会した。
孫の姿に面影が (イラストを模写)