高校生ドラフト駒大苫小牧田中投手は 楽天日本文理横山投手は阪神

kanazu362006-09-26

日本高野連に「プロ野球志願届」を提出した
103人の高校生は、期待と不安と夢をかけた
長い長いドラフト会議の一日が終わった。
注目の駒大苫小牧田中将大投手は、横浜・楽天
オリックス日本ハムの4球団の競合となり、抽選の結果
楽天が交渉権を獲得した。
田中投手は、150キロの直球と高速スライダーは一球品と折り紙つき。
春の選抜ベスト8入りの原動力となる大活躍をした、日本文理横山龍之介投手は、
阪神が4順目で指名し交渉権を獲得した。
新潟県選手の指名は、昨年の今井啓介投手(中越高校・広島)に続いて2年連続。
横山投手は、最速140キロ超の直球と鋭いスライダーが武器。
来春のプロ野球開幕に向け、最速アップと鋭いスライダーに研きをかける。
期待と不安の中で横山投手は、「指名されるとは思わなかった」と。
プロか社会人かの進路で心が揺れる。
日本文理OBでロッテと阪神でプレーをした吉田篤史(現横浜投手コーチ)さんは、
「日本一すごいファンがいる球団。一日も早く一軍、そして甲子園で活躍してほしい」
とエールを送る。
大井道夫日本文理監督は、「センバツの投球が評価されたと思う。本人の意向が
大切なので、一番いい答えを出させてあげたい」と。
指名した阪神のスカウトは、「柔らかいフォームを買っていた。センバツの印象が強く、
素晴らしい投手だと思った」と語った。
ドラフトで指名された選手は、12球団で33名と狭き門であった。
甲子園球場に、「阪神ピッチャ横山」のアナウンサーの声が流れるか。
記者会見 (写真を模写)