あけびとヤマボウシ

kanazu362006-10-05

通りにあけびのつるがブロックを乗り越え
垂れ下がっている。
薄紫色に色付き大きな口を開け白い腹を
見せるあけび。
葉の緑と薄緑色のブロックの中に、薄紫色のあけびが一つ。
通りを行く人の心を癒す。
絵手紙の題材にしたいから譲って欲しいと。
枯れてやがて通りに落ちるあけび。
絵手紙にその姿が残るならばと譲ることにした。
花ばさみで切られたあけびは、テーブルの上に美しい姿を見せる。
「山登りが大好きなあなたへ」とあけびの絵手紙が届いた。
知人の庭に春、白い花が咲いていたヤマボウシ、今は赤い実を付けている。
子どものころ赤く熟した実を食べたことがあると妻が。
ゴルフボールのように凹凸のある球形3センチ位の赤い実を少し頂いた。
ヤマボウシをワイングラスに入れ、あけびと並べて玄関に飾った。
赤と薄紫と緑が玄関に秋の彩を。
庭で元気に鳴くこおろぎ。
飼育ケースの中で鳴く鈴虫は、日ごとに弱々しい声に。
日一日と秋の深まりが。
からすうり (写真を模写)