三川の将軍杉は日本一

kanazu362006-10-09

NEXT21ビルの新潟市ギャラリーで
「新・新潟市の巨木・巨樹・銘木の
写真展」が開催されている。
友人との待ち合わせの時間を利用し写真展を見た。
入り口のパネルには、「新潟平野は、阿賀野川信濃川の豊かな流れに
包み込まれて・・・・。新・新潟市に広がる地域にある樹木が語り
かけてくれます。・・・」と書かれている。
写真の中には、これまでに見た木も何本かあった。
・内野大神宮の欅(新潟内野町)  ・石瀬の一本杉(岩室石瀬) 
・夏井のはさ木(岩室夏井)  ・石瀬の一本杉(岩室石瀬)
新潟市役所のクロマツ(新潟学校町)  ・白山神社の藤(新潟学校町)
等など。
市内を歩けば、まだまだ写真に紹介されていない巨木等に出会うことも
あるだろう。
巨木といえば、三川村(現新潟県東蒲原郡阿賀町)の「将軍杉」を思い出す。
国道49号線を会津方向に走り、五十島トンネルを抜けると、右手に
「道の駅みかわ」がある。
駐車場に車を止め、山に向かって坂道を徒歩で5分、道をはさみ左側に
曹洞宗名刹平等寺薬師堂(国の重要文化財)が、右側に日本一の将軍杉の大木が。
看板には、
国定指定天然記念物 将軍杉
・所在 東蒲原郡三川村大字岩津2013
・指定 昭和2年4月8日 文部省
・管理団体 三川村
・我が国における最大級のスギである。
・推定樹齢約1400年
・幹のまわりは 19メートル31
・樹高約 40メートルに達する
樹下の「余五将軍維茂墓碑」は、この地に晩年を 送ったとつたえる陸奥鎮守府
将軍平維茂の業績をしのび寛文8年会津藩保科正之が建てたもので将軍杉の
名もこれに起因する。
その昔、村人がこの杉を切り、船を造ろうと計画したところ、一夜にして地面に
沈んでしまったという伝説が残されている。
と書かれている。
平維茂(これもち)といえば、「鬼女紅葉狩り」の鬼退治で知られている。
物語は、「女が都から信州戸隠に流されて、鬼女となって勢力をふるい、平維茂
戦って退治される」
秋空の下、ガイドブックを開きながらカメラを持って巨木探しのドライブも楽しい。
これが日本一の将軍杉か (写真を模写)