札幌ドームを新潟スタジアムを満員にするに夢を懸けた人たち

kanazu362006-10-19

10月21日からプロ野球日本シリーズが始まる。
名古屋ドームも札幌ドームも満員になるだろう。
・北の大地札幌ドームを満員にする
・雪国の新潟スタジアムを満員にする
に、夢を懸けた人たちがいた。
札幌ドームは、プロ野球の日本ハムの、新潟スタジアムは、サッカーのアルビレックス
新潟のホームグランドである。
・札幌ドームと日本ハム
 巨大都市東京(東京ドーム)を離れ、本拠地を北海道の札幌(札幌ドーム)に移転した。
 球場を満員にするのが、日本ハムの夢、その夢が3年で実を結んだ。
 取り組みは、
 *球団代表が道内の全市町村を表敬訪問
 *少年野球教室の年100回以上の開催
 *熊のマスコット人形(BB)をかぶっての幼稚園回り
 等など、圧倒的に多かった北海道の巨人ファンを日本ハムファンに鞍替えさせた。
 ヒルマン監督もファンサービスを重視、小学校訪問や婦人会での講演と球場外での
 活動にも労を惜しまなかった。
 フロントの営業戦略も、「午後7時半からの半額入場券」「女性の日」「学生の日」
 など様々な割引切符を発売してファンを球場に呼び込んだ。
 最大の効果は、移転元年に阪神から新庄剛志選手を獲得したことだ。
 新庄選手の独創的なパフォマンすが演出効果を呼び、新庄選手目当ての観客が球場に
 足を運んだ。
 1位で通過した9月27日には、4万3000人もの観客を動員、ついに球場を満員に
 するという夢を実現した。
新潟スタジアムとサッカーアルビレックス新潟
 新潟スタジアムを満員にした話は、「アルビレックス新潟の奇跡」という本に詳しく
 紹介されている。
 取り組みは、人が真似のできないユニークな「バラまき商法」でスタジアムを
 満員にした。
 無料招待券の配布・スタジアムに来た人に面白いサッカーを見せる・無料招待券の配布・
 サポーターやタファンがまた観戦する・サポーターやタファンは、面白いと有料チケットを
 買って観戦する
 この方程式は今でも続く。
 アルビレックス新潟池田弘社長は、2001年の新潟スタジアムのこけら落しの
 京都戦で、4万枚の無料招待券を配布した。
 当日の観客は、3万1964人。ほとんどの人がタダで観戦した。
 「新潟のバラまき商法」と批判もあったが。
 今もこの商法が続けられている。
 その後は、急速に有料観戦者が増え、今では無料招待客は、全体の2割。
 平均観客数が4万人ほだだから、3万人強の人がお金を払って観戦してくれる。
 と、「バラまき商法」に自身を見せ、何時でも新潟スタジアムを満員にしたいと、
 今でも夢を追い続けている。
バラまき商法の恩恵を受け、夫婦でアルビ戦を二度も観戦した。
孫家族は、何度も観戦している。
その孫が、今ではサッカークラブ「AFC」に入り週末にボールを蹴っている。
スポーツの楽しみは (イラストを模写)