読書週間と本の日

kanazu362006-10-28

10月27日から読書週間が始まった。
10月27日は「文字・活字文化の日」で、本の日でもある。
「文字・活字文化振興法」では、文字・活字文化並びに
言語力の重要性が謳われています。
「日本には、本の日がある」と新聞に出たいた。
読書離れが叫ばれている。
「もっと本を読もう」とPRもしていた。
おもしろい記事があった。
「おせっかいな本屋が全国で急増中」と、札幌の本屋の店主(久住邦晴)が
「逆転の発想」で取り組んだ様子が。
「15年くらい前まで本屋は学生服の中学生でいっぱいだったが、最近はほとんど
見かけない。なぜだろう」と考えた。
店内を見回し、はたと気付く。
「本屋に彼らのコーナーがないからだ」「どの書店も中学生にアプローチしていない。
誰もやらないことをやってやろう」と。
2004年8月まず推薦書350冊のリストを作り、共通の帯を巻き店内の専用の棚
に並べ「本屋のオヤジのおせっかい。中学生はこれを読め!」と大きなタイトルの看板を
店内に掲げて「おせっかいフェアー」を実施した。
今では、北海道を中心に「おせっかいフェアー」は全国にその輪が広がっている。
いろんな取り組みがある。
新潟市の書店では、全国の地方新聞社や通信社が出版する本を集めた、
 「ふるさとブックフェア」を開催。
新潟市立図書館では、現在活動中の新潟市ゆかりの作家たちの中から12人を選び
 ブックリストを作り紹介している。
 ・新井満(99回芥川賞受賞)「千の風になって」
 ・大庭みな子(59回芥川賞受賞)「わらべ唄夢譚」
 ・藤沢周(119回芥川賞受賞)「ブエノスアイレス午前零時」
 ・火坂雅志「美食探偵」
等など。
・市報にいがたでは、新潟市内の図書館のイベントを特集
 「絵本を楽しもう 読書週間は図書館へ」を紹介している。
今年の読書週間は、北方謙三著「水滸伝」全19巻に挑戦することにした。
第一巻「曙光の章」は、10月に発売された。
以降毎月一巻ずつ刊行される。全巻そろうまでに19ヶ月かかる。
果たして読破できるか。
本を読む (イラストを模写)