新米と栗とサツマ芋

kanazu362006-11-02

妻の実家から新米(コシヒカリ)が届いた。
朝日村新潟県)の友人から栗が届いた。
サツマ芋は近所の八百屋で買った。
妻は、新米と栗とサツマ芋で栗ごはんとサツマ芋ごはんを
作るという。
・栗ごはん
 皮むきが大変である。
 最近は、ホームサンターに簡単に皮がむける便利な「栗の皮むき鋏」が
 売られている。
 キャッチフレーズに「鬼皮と渋皮がキレイにいっしょにむけます」と。
 鋏を上手に使い皮むきが終わった。
 「栗ごはんできたよ」
・サツマ芋ごはん
 サツマ芋と聞くと終戦直後の食糧難時代、裏の畑でサツマ芋を植えていた
 母を思い出す。
 砂地でなく水はけの悪い畑での収穫は決まっている。
 芋も細く味も悪い。
 芋も食べたが茎も食べた記憶が・・・
 行商が売りに来る、犀潟(現上越市)方面の砂地でとれたサツマ芋は、太く黄色く
 ホクホクとして美味しい。
 八百屋で買う茨城産のサツマ芋も、太く黄色くホクホクとしていて美味しい。
 「サツマ芋ごはんできたよ」
できた栗ごはんとサツマ芋ごはんの美味さの勝負は。
「栗よりうまい十三里」という言葉がある。
「栗」は九里。「より」は四里。合わせると「十三里」に。
十三里は、サツマ芋を意味し「焼き芋やさん」が商売に使った言葉だと
本に出ていた。
最近では、ずばり「栗よりうまい十三里半」といわれる。
「半」を付けたことで、栗より少し美味いを表現しているとか。
昔は、サツマ芋を栗(九里)より少し味が落ちるので「八里半」といわれたことも。
我が家の勝負は引き分け。
栗 (栗と葉を写生)