信濃川やすらぎ堤を歩き県政記念館と 燕喜館を見る
3連休の最終日の5日も快晴だった。
信濃川やすらぎ堤を歩き、県政記念館と燕喜館を見た。
・新潟県政記念館(新潟県議会旧議事堂)
国指定重要文化財新潟県議会旧議事堂は、平成の
大修理を終え11月1日にリニューアールオープンした。
議事堂は、明治16年に落成、昭和7年まで県政審議の重責を担っていた。
入場は無料。オープン後初の日曜日で多くの人で混んでいた。
狭くて細い急勾配の梯子段を上り最上階の八角尖塔に出た。
八角尖塔は狭いが、窓から眼下に白山公園や信濃川の眺望が。
写真を見ると議事堂の前に堀が流れ、大きな橋が架かっている。
その堀は埋められ、今では道路となり、当時の面影はない。
館内に並べられた品々が当時の面影を語りかける。
・燕喜館
新潟は、江戸時代に開港した五港の一つで港を中心に栄えた。
燕喜館は、明治から昭和にかけて活躍した商家、三代目斉藤喜十郎氏の
私邸の一部を平成9年に白山公園の園内に移築再建された。
燕喜館の名称は、唐時代の思想家「韓愈」の「燕喜亭記」に由来し「宴を催し、
楽しみ喜ぶ」という意味から命名した。
玄関、前座敷、奥座敷、居室、茶室、庭園等どれを見ても往時の姿が偲ばれ
すばらしい。
邸内で、県産の花々をアピールするイベント「越の花飾り」が開催されていた。
燕喜館全体が、フラワーアレンジメントの専門家ら4人が飾る約1万本の花々で
覆われまるで花園のように。
燕喜館を出た。白山神社の境内は、七五三を祝う晴れ着姿の親子の姿が。
公園を抜け信濃川のやすらぎ堤に出た。
やすらぎ堤で美川憲一とロス・プリモスが歌う「信濃川慕情」の歌碑を見つけた。
「町に流れる長い川」「思い出させる長い川」「遠くへ流れる長い川」と信濃川慕情の
中で歌われている。
川の流れに乗って「信濃川慕情」のメロデーが流れてくるような錯覚が。
夕焼け (イラストを模写)