誕生日と祥月命日

kanazu362006-11-08

今日8日は妻の誕生日である。
X歳になる。
11月は、孫二人と妻の3人が誕生日を迎える。
2日が兄ちゃん4日が弟、8日が妻、そして10月31日は、
母の祥月命日である。
・誕生日の贈り物
 誕生日の贈り物は、何がいいかと孫に聞いた。
 兄ちゃんはCDラジカセが、弟はサッカーボールがいいと。
 祝い金を渡し贈り物は娘に買ってもらった。
 妻の誕生日に、これまで贈り物をした記憶はない。
 新聞に、「悩める人に現世救済を」と題し、瀬戸内寂聴著「愛と救いの観音経」が
 紹介されていた。
 瀬戸内寂聴さんは、「悩み苦しんで、どうしょうもないという人に
 『観音経というのがあるよ。意味が分からなくても、唱えたり写経してごらん。
 気持ちいいわよ』って伝えたいんです」と。
 本は、京都・嵯峨野の寂庵で行った説法を基に、観音経の教えを伝える入門書である。
 何のひらめきか、この本を妻の誕生日にプレゼントしたくなった。
 書店には現物がなく注文となった。
 この本をプレゼントされた時、妻はどんな気持ちになるだろうか。
 本が届くのは、まだ先のことである。
・亡き母の祥月命日
 10月31日は亡き母の祥月命日である。
 妻に誘われ仏壇の前でお経を読んだ。
 経本は、菩提寺の住職から贈られた「浄土宗大厳寺法要次第」の中から住職と一緒に
 読経した第12番である。
 蝋燭と線香が灯された仏壇に向かい夫婦で読んだ。
 読み終わるとすがすがしい気分に。
 親孝行をした気分に。
寂聴さんは、「観音様はいろんなお姿になって現われる。だから夫婦も、お互いが
観音様なの。そう思えば家庭円満」と語る。
夫婦には、これからもまだまだ山あり谷ありの長い人生が。
願いは、「いつまでも家庭円満でありたい」と。
私のもあるの (イラストを模写)