立冬はあられ・おせんべいの日

kanazu362006-11-10

新潟県米菓協同組合は、立冬を「ウェルカム・
ウィンター・デー」と名づけ冬の「あられ」と重ね
立冬の日を、「あられ・おせんべいの日」と言っている。
今年は11月7日がその日だった。
せんべいといえば、故郷高田の特産品だった「スキーせんべい」や
「魚にしき」を思い出す。
スキーせんべいは、スキーの形のしたせんべいに砂糖が塗られほんのりと
ユズの香りがした。
魚にしきは、魚の形のしたせんべいに醤油が塗られていた。
甘党の私は、スキーせんべいが好きだった。
高田以外の店にはなく、帰省のたびに買った。
毎年父からスキーせんべいが、1斗缶に入れられ送られてくるのが楽しみだ。
それも亡き父の遠い昔の思い出だ。
その思い出のスキーせんべいや魚にしきは、故郷の店頭には今はない。
もう製造を止めてしまったのだろうか。
魚にしきと同じ形のせんべいを見つけた。
妻の故郷柏崎で。
その名は「網代焼(あじろやき)」で、柏崎の特産品である。
魚にしきと網代焼は少し味が違う。
網代焼は、新潟のスーパーにもが売られており魚にしきを思い出し時々買う。
あられとおせんべいの違いは、
あられの原料がもち米。せんべいの原料がうるち米
製造工程も少し違う。
新潟県の米菓生産数量は、全国1位である。
平成17年の生産数量は、
あられが7万トンで全国に占める割合が67.3%
せんべいが6万3千トンで全国に占める割合が58.3%
新製品が紹介されていた。
長岡の総菜類製造会社が、米をつぶさずにせんべい用に成形、スライスしたものを
焼き上げ米チップスを作った。
コメ一粒一粒が残り、コメ本来の味や食感が楽しめる。
原料は、新潟産コシヒカリ100%。
味は、しょうゆとうすしおとカレー味の3種類のチップスで、その名もずばり
「新潟チップス」である。
「新潟チップス」が「ポテトチップス」のように、子どもたちのおやつの人気商品の
仲間入りができるか。
寒い冬は、コタツに入りお茶とあられやせんべい等で楽しいおしゃべりを。
おやつはせんべいかチップスか (イラストを模写)