雨水とマンホールのふた

kanazu362006-11-25

かわらばん「ふるさと坂井輪」におもしろい記事が
掲載されていた。
「巨大もぐらトンネル工事(雨水対策下水道工事)」
ひっきりなしに車が行き交う大堀幹線。この道の地下に1本の
普通乗用車が楽々通れるくらいの大きなトンネルがある?
という書き出しで・・・・
このトンネルは、坂井輪雨水幹線(雨水バイパス管)で、小針ポンプ場から亀貝道と
旧116号線との交差点付近の工事現場まで通じている。
雨水バイパス管の内径は、場所により3.75mと3.50mと3.00mである。
普通乗用車の幅は2.12mだから、管の中を普通乗用車が自由に走れる。
この工事は、平成10年8月4日の水害を踏まえ、排水能力をアップして洪水から
地域を守るための工事である。
旧116号線との交差点付近の工事現場の歩道に「水位標」が立っている。
水位標には、「平成10年8月4日水害水位冠水位置地面から0.73m」
と書かれている。
雨水などは、上水・中水・下水に区分され利用される。
上水とは、飲料そのたに用いる。上水を供給するための工事が水道工事。
中水とは、下水を殺菌・消毒して再給水する。工業用水や水洗便所用水等
下水とは、住宅の台所や風呂場や工場などから流れる汚れた水、雨水。
下水道とマンホールのふたという記事もあった。
マンホールは、マン(人)とホール(穴)を組み合わせたもの。
下水道用マンホールの鉄ぶたメーカー団体「日本グラウンドマンホール工業会」によると、
マンホールとは、「地下に作られたさまざまな施設に、点検・修理・清掃などをするため、
人が出入りするための穴」のこと。
一般的には、下水道用の施設を指すことが多い。
新潟県水道課によると、県内のマンホール数は、県の流域下水道で約1600個。
市町村の公共下水道で約28万1900個。
それぞれの市町村では、マンホールのふたに個性豊かなデザインを施して町を
PRしている。
記事につられて、近くの道で新潟市のマンホールのふたのデザインを調べた。
・万代橋をモチーフにしたデザインのもの
・真ん中にヒマワリを配し左右にチューリップをデザインして組み合わせたもの
・開港五港をデザインした市章を中心に6角形や円形やY字型で囲んだもの
・開港五港をデザインした市章を真ん中に喜怒哀楽の文字で囲んだもの
を見つけた。
月潟支所(旧月潟村)の玄関入口には、角兵衛獅子をデザインしたマンホールのふたが
飾られている。
阿賀野市のマンホールのふたは、合併前の4町村が、それぞれの町をPRしている。
・旧水原町は、白鳥 ・旧安田町は、乳牛(新潟県の酪農発祥の地) 
・旧京ケ瀬村は、コスモス ・旧笹神村は、五頭山
普段気にも留めず何気なく見過ごしていたマンホールのふたにも、個性豊かなデザインと
ユニークなデザインが施され町をPRしていたとは。
旅の先々で足元にも目を向けて見ては・・・・
このマンホールのデザインは (イラストを模写)