ドーハは鬼門かサッカーは破れ期待の 愛ちゃんメダルなし

kanazu362006-12-08

ドーハ・アジア大会のサッカーと
卓球は、メダルなしで終わった。
12月6日深夜サッカー、日本対北朝鮮の8強を
懸けての試合は、「ドーハの悲劇」の地で再び悲劇が。
ドーハは鬼門か。
語り継がれる「ドーハの悲劇」とは、
1993年10月28日、ドーハでのワールドカップアジア最終予選日本対イラク戦で
後半45分中山雅史選手のゴールで2:1とリードした。
誰もが勝利とワールドカップ出場を信じた。
悲劇はこのあと起こった。
時計は45分を過ぎロスタイムに、イラクのショートコーナからの攻めに選手がセンタリングを
頭で合わせてシュート、ゴールが決まり2:2の同点、つかみかけていたワールドカップ出場
が夢と消えた。
初戦のパキスタンを3:2で勝ち、2回戦のシリア戦も1:0と勝った。
日本は2勝で勝点6。
北朝鮮は1勝1引き分けで勝点4。
日本は勝つか引き分けで8強入りが決まる。
勝たなければ8強入りのない北朝鮮と負けなければ8強入りの決まる日本。
試合は、1:1の同点で前半を終わった。
勝負は後半の45分に。
勝利への執念の差が出た。
後半18分、北朝鮮フリーキックからのチャンスにゴールを決められ1:2とリードされる。
残り27分、日本は攻撃的な選手を投入反撃に出るもゴールを割れず1:2と敗れた。
北朝鮮の2本のフリーキックゴールが日本の悲劇に。
北朝鮮が勝点7、日本は勝点6でF組の2位。
各組2位同士の得失点差でも2位以上に入れず予選敗退が決まった。
ドーハの悲劇が再び日本を襲った。
ドーハは鬼門か。
メダルが確実と言われた卓球の福原愛選手、団体戦・ダブルス戦・シングルス戦で破れ
メダルなしで大会を終わった。
卓球でメダルなしは、4大会ぶりである。
福原愛選手の成績は、
団体戦は、予選で韓国に1:3 ・ 準々決勝で中国に0:3と敗退
・藤沼亜衣と組んだダブルス戦は、準々決勝で香港のペアーに2:3と敗退
・シングルス戦は、準々決勝で世界ランク6位香港の帖雅娜に3:4と敗退
2度目のドーハの悲劇に襲われた日本サッカーは、2008年の北京オリンピック
2010年のワールドカップ南アフリカ大会の出場を目指す。
卓球の福原愛選手は、12月1日発表の世界ランキングで16位から15位とランクを上げ
来年5月のクロアチアで開催される世界選手権の代表に内定した。
サッカーも卓球も「ドーハの悲劇」を糧に次の勝利を目指す。
負けた (写真を模写)