初日の出と夕日
2007年が明けた。
外はまだ暗い。
大空は雲の白と青のまだら模様。
まだら模様の青の中から星が輝く。
新潟市の日の出は7時、日の入りは16時36分、天気は晴れのち曇り。
夜が明け、雲ひとつない東の大空にお日様が。
かすかに山並みも見える。
家々の屋根の谷間から真っ赤な大きなお日様が顔を出した。
2階のベランダに出て、夫婦でお日様に手を合わせ拝んだ。
新聞に、
・新潟市(豊栄)の水の駅「ビユー福島潟」を元旦の午前6時から特別に開館、
展望台から二王子岳や飯豊連峰から昇る日の出を拝むため
・東京八王子の高尾山(599m)では、冬至の前後に山頂から富士山の火口に
吸い込まれるように夕日が沈む幻想的な光景が見られる
・NHKの小さな旅で、「夕陽に輝く大阪の下町」を放送、坂の上から大阪のビルの谷間に
沈む夕陽のすばらしい光景が
等など。
初日の出と夕日にも思い出がある。
・初日の出
2004年(平成16)の元旦、初詣で箱根神社を参拝した。
上越新幹線の高崎駅付近で走る新幹線の左窓側から、ビルの谷間から昇る大きな
初日の出を見た。
雪国の空とは違い、雲ひとつない青空の中に大きなお日様が。
初日の出は見れたが、箱根芦ノ湖上空は雲に覆われ残念ながら富士山は見れなかった。
箱根から小田原まではバスで下った。
道の両側に箱根駅伝に参加する各大学のノボリが風になびき、明日の箱根駅伝を
待っていた。
・夕日
2006年(平成18)12月25日、角田山と弥彦山の中間に沈む夕日をアクアパーク
(新潟市)の温泉プールの中から見た。
プールの大きなガラスの窓越しに、真っ赤に染まる大きな夕日が映し出された。
山影に沈むまでの時間は約30分。
大きなお日様の周りは、黄色とオレンジ色に輝き山並みを紅色に染めながらゆっくりと
時間をかけ沈んで行く。
午後4時18分沈んだ。
沈んだ後も残光が、山並みを照らす。
山並み沿って太い帯のように赤く紅色に染め、帯は横に長くどこまでも続いている。
初日の出は見れたが夕日はどうだろうか。
初日を拝む (イラストを模写)